注目企業インタビュー
蔵をリノベーションした贅沢な空間
看護師経験を生かして心と体を癒す
地域に根ざした憩いの場を目指して
水野 それは、私の母校の生徒さんたちが大変お世話になりました(笑)。それにしても、サロンの空間だけでなく、開業までのキャリアもとてもユニークですね。どのような経緯でサロンをオープンしようと思われたのですか?
岩澤 私は川越市出身で、大学卒業後はさいたま市の総合病院の集中治療室で働いていました。その後、名古屋、東京と拠点を変えながら訪問看護に携わっていましたが、ある時父が体調を崩してしまって。それを機に実家へ戻ることを決めました。幸い父の病状は落ち着きましたが、そばで支えられる環境をつくりたいと思い、自分のペースで働ける仕事をしようと考えたのがきっかけです。そして、2025年1月に当サロンをオープンしました。
水野 なるほど。開業するにあたって、サロンという形を選ばれたのはなぜなのですか?
岩澤 それは訪問看護ステーションで働いていた時の経験が大きいですね。訪問先で、足のむくみに悩む利用者さんからトリートメントのご要望をいただくことが多かったんです。その体験から需要を切実に感じた私は、スクールに通い、リンパトリートメントや筋膜リリース、フェイシャル、アロマセラピーなどの技術を習得しました。その後、試しに父や知人に施術をしたところ、とても喜ばれたことが自信につながり、サロン開業への意欲が高まっていきました。
水野 原点には訪問看護でのご経験があったと。現在、サロンではどのような施術を?
岩澤 若者から高齢の方まで幅広い年齢を対象に、リンパ・オイルトリートメント、持続圧、筋膜リリースなどを組み合わせて、一人ひとりに適したオーダーメードの施術を提供しています。「痛みはないけれどもしっかりと押されている感じがあり、施術後には体も心も軽くなっている」という施術が私の理想なんです。
▲「癒しの空間 あ蔵」は蔵をリノベーションしたサロン。落ち着いた雰囲気の中で施術が受けられる