PROFILE

28歳。18歳の時にシステムエンジニアのアルバイトに励み、大学1年生では契約社員としてシステム部の管理職まで昇進。その傍ら、個人事業主として営業代行業務も請け負い、着実に実績を残す。その後は、営業の師匠である人物の助力を得て海外で起業し、2023年に法人を日本に移す形でVillains Deal（同）を設立した。現在はドローン撮影による映像制作から古物営業、営業代行まで幅広い事業を展開している。

COMPANY DATA

特殊なドローン撮影による映像制作や古物営業、営業代行と幅広い分野で活躍するVillains Deal（同）。どんな人も取りこぼさないというモットーを掲げて固定観念を打ち破る人材育成を行い、凄まじい行動力で多様な事業を究める辻代表のこだわりに、タレントのタージンさんが迫った。

凄まじい行動力で多様な経験を積む

インタビュアー タージン

映像制作・古物営業・営業代行と多彩な事業を展開するVillains Deal（同）さん。まずは辻代表のこれまでの歩みをお聞かせください。

辻　私は父が飲食店を経営しているため、ゆくゆくはそれを継ぐつもりでいたのですが、高校生の時にとあるきっかけからシステムエンジニアのアルバイトをするようになったんです。大学1年生になったタイミングからは契約社員になり、システム部の管理職を任せていただきました。その傍らで、個人事業主という形で営業代行業務も始めていたんですよ。自分に合うあらゆる商材を選んでいき、とにかく販売のために奔走していました。学生としても、ゼミでドローンのライセンスを取得したり、プロの方が断念したプロジェクションマッピングの制作案件を成功させたりなど、さまざまな経験を積ませていただいたんです。

タージン　とても10代とは思えない、凄まじい行動力です。そこから、どのようにして会社を起こされたのでしょうか？

辻　20歳になる頃には、私の営業の師匠になる方との出会いがありました。その方は海外で会社を経営していて、私もその会社の分社という形で、人生で初めての法人を設立したんです。ここではネット関係の営業をしていたのですが、戦争が始まった関係から危険を感じて撤退し、日本へ戻ることに。そして、海外にあった会社を日本に移し、当社を設立したという流れになります。現在は大阪と東京に複数の拠点を持っていて、5名のスタッフが所属している当社を軸に、VDグループとして運営しています。