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注目企業インタビュー

残土や産廃をダンプカーで運ぶプロ集団<br />
会社と仕事に関わる人たち全員を幸せに<br />

建設

残土や産廃をダンプカーで運ぶプロ集団
会社と仕事に関わる人たち全員を幸せに

有限会社 五幸建材工業
代表取締役 松山 繁

PROFILE

神奈川県川崎市出身。父親が1993年に設立した(有)五幸建材工業に入社し、ダンプトラックによる土木・建築現場からの残土運搬処分に携わる。そのほか残土の受け入れ、産業廃棄物の収集運搬、改良土の販売なども行う。幼少時代からの友人や後輩、親族らを従業員に抱え、現在約30人。保有トラックは3トンから10トンまで27台に及ぶ。

COMPANY DATA

有限会社 五幸建材工業

住所
〒230-0071
神奈川県横浜市鶴見区駒岡4-1-13
URL
https://goko-kk.co.jp/

(有)五幸建材工業は、土木・建築現場で穴を掘った際の残土をダンプカーで運搬する会社。20代中心の元気なスタッフが、素早く確実な仕事で顧客の期待に応えている。持ち前の温かい人間性で自社を引っ張る松山繁社長に、タレントの嶋大輔さんがインタビューした。


 

親しい間柄で団結する家族のような会社

 (有)五幸建材工業さんは、松山社長のお父様が創業されたそうですね。
松山 はい。父の代から続いて、2023年に30周年の節目を迎えました。私は中学に通う頃から父の会社で働きたくて、「苦労するからやめておけ」と言われたのですが、どうしてもやらせてほしいと頼み込んで、他の会社で修業してから入れてもらったんです。

 息子さんに2代目を託すことができて、お父様も本音ではお喜びだったことと思います。ダンプカーを使うお仕事と聞きましたが、主にどんなものを運搬していらっしゃるのでしょうか?

松山 土木や建築の現場から出る残土の運搬処分がメインで、産業廃棄物を運ぶこともあります。ハウスメーカーさんとの取り引きで家1軒の現場から運ぶときは4トン車などの小型車で向かい、大規模な工事現場の場合は10トンの大型車を何台も連ねてうかがいます。

 ホームページを拝見するとダンプカーがずらりと並んでいて壮観ですね!

松山 初めは父と私と同級生の3人でしたが、代替わりして以降は私の小学校からの友だちや後輩たちがどんどん入ってきてくれて。妻や長男、次男、長女に従業員のお母さんたちも加わり、気付けば30人以上の体制になりました。ダンプも大小27台まで増えたんですよ。

 それはすごい!スタッフさん全員がファミリーのような会社なんですね。

松山 私もこの会社にいる全員が家族だと思って接しています。皆も、現場やお客様の前では私を社長と呼びますが、会社に戻ってきた後は「父ちゃん」と呼んでいるくらいなんです(笑)。
 
 

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