注目企業インタビュー
サービスはもちろん人柄、熱い思いを売りに
塗装工事で顧客の要望に120%応える!
嶋 そうした高原社長の仕事に懸ける情熱はどこから湧いてくるのですか?
高原 私の父は会社に勤めることに対して否定的でした。私も同意見でしたが、実は「いずれ社長になる」という強い意欲があったんです。個人事業主の頃から二人三脚で走ってきた当社の専務は人を引き付ける人柄で、自然と仲間が集まってきました。また法人化は私が決め、自ら経営を担うと宣言したんです。私には怠惰なところがあると自認しているので、そのぶん自分にプレッシャーをかけ続けてきました。
嶋 高原社長が厳しくご自分と向き合っているのは、人のためのようですね。
高原 はい。私の周りには、本当はいい仕事をするのに環境のせいで伸び悩んでいたり、納得のいく仕事ができなかったりする仲間がたくさんいました。そんな仲間たちと自分の価値を一緒に高めていきたい、彼らに稼いでもらいたいという強い思いから当社を立ち上げました。ありがたいことにスタッフ全員が私に付いてきてくれると言ってくれましたし、私も大好きな仲間のため責任を負うことにやりがいを感じているんです。でもやっぱり最も嬉しいのは、お客様に喜んでいただけた時ですね。
品質と信頼で公共工事にも進出!
嶋 なるほど。お客さんからの感謝の声が大きな原動力になっている、と。
高原 はい。塗装は「この家は自分が塗ったんだ」と自慢できる作品が増える仕事です。続けて当社に塗り直しを依頼してくださったり、大げさですが仕上がりを見て「神様が現れたようだ」と感激してくださったりするお客様が何人もいらっしゃいます。そのような声をいただくたびに私もスタッフも「ますます頑張ろう。お客様の要望を超える仕事をしよう」と決意を新たにしますし、口コミで評判が広がり会社の価値が上がっていくことで自分たちの成長を実感できるんです。
嶋 (株)大和創建さんの武器は技術だけでなく人財にもありそうですね。
高原 おっしゃる通りです。当社はサービスだけでなく、「人柄」と「思い」も買ってもらいたいと思っています。真心であいさつをする。お客様の住まいを自分の家だと思って施工する。だから、お客様がOKしても私の目で見て満足できない仕上がりであれば何度でもやり直しますし、人の役に立つ仕事ができると大きな達成感を味わうことができるんです。
嶋 見事なお取り組みです。それでは最後に未来への展望をお聞かせください!
高原 当社はアパートや市営住宅、さらには、とある研究所など施工範囲を広げているところです。元請けさんや材料の問屋さんが「若いのに頑張っている」と次々に仕事を紹介してくださいます。今後も当社は2世代、3世代と工事を任せていただける企業になるため品質を保ち、長い目で信用を高めていく所存です。また公共工事にも進出し、「塗装と言えば大和創建」と誰からも言われる会社になることを目指していきます!

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GUEST COMMENT
嶋 大輔
常にお客さんの立場に立ち、人の心を打つ塗装で感動を生み出す高原社長。そのプロ意識の高さに私はとても感心しました。若くて誠実で努力家の社長が、見事な実力と人柄のよさで地域の信頼を勝ち取り、口コミで評判を高めているのは当然のことです。ぜひこれからも人を大事にする姿勢を忘れずに、会社を大きくし、躍進していってください!