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注目企業インタビュー

サービスはもちろん人柄、熱い思いを売りに<br />
塗装工事で顧客の要望に120%応える!<br />

建設

サービスはもちろん人柄、熱い思いを売りに
塗装工事で顧客の要望に120%応える!

株式会社 大和創建
代表取締役 高原 秀教

PROFILE

子どもの頃から日曜大工が好きで、「社長になる」という夢を抱きながら、16歳で塗装職人に。21歳で個人事業主となり、3年後に(株)大和創建を立ち上げた。法人化を決意したのはスタッフやその家族に対する責任から。高給で報いるだけでなく社会保険も充実させるなど、将来にわたってやりがいのある環境づくりに注力している。

COMPANY DATA

株式会社 大和創建

住所
〒270-0034
千葉県松戸市新松戸1-304-1
メゾンドシュシュ102
URL
https://yamato-soken.com/

屋根や外壁の塗装で注目されている千葉県松戸市の(株)大和創建。21歳の若さで独立した高原秀教社長は、顧客やスタッフや家族のため、自らにプレッシャーをかけながら日々奮闘している。タレントの嶋大輔さんが高原社長の実直な生き方に迫るインタビュー。


 

常にプロ意識を持って仕事に取り組む

 住宅の屋根工事・外壁塗装で地域の信頼を集めている(株)大和創建さん。高原社長が建築業界に入ったきっかけから現在までの歩みを教えてください。

高原 私が初めて建築現場の仕事をしたのは中学3年生の冬休みです。お小遣いが欲しくて、学校の先輩がアルバイトしていた解体工事会社でアルバイトをしました。高校1年の夏休みには別の会社で汗を流し、2学期に入ると型枠解体の会社で働くようになったんです。日給もたっぷりいただけて仕事がどんどん楽しくなりました。やがて、以前から興味のあった塗装会社に就職し、休日には塗装職人で一人親方になった友人の現場も手伝うようになったんです。

 その時の経験が、後の独立へとつながったのでしょうか?

高原 ええ。会社で営業に回るなどさまざまな経験を積み、苦労を重ねながら、何となくくすぶっていた私は2020年にその友人と組み、21歳で個人事業主として独立しました。その後はおかげさまで事業を順調に拡大し、2023年に当社を創業することができました。

 高原社長は塗装のお仕事のどこに最も引かれたのですか?

高原 例えば、解体工事は建物を壊し更地にすると気分がいいという人が多いのですが、それよりも私は劣化した屋根や外壁をきれいにする仕事が好きでした。汚れていた住まいを塗り直し、お客様に笑顔になっていただくために、私は自分で納得がいく仕事ができているかどうかを重視します。お客様の理想を実現し私自身も気持ちよくなれるよう常に施工の質を高め、プロ意識を持って仕事に取り組むことを大切にしているんです。

 それにしても、21歳の若さで独立した後は波瀾万丈だったでしょう。

高原 そうですね。若いと周囲から甘く見られることもあり、元請け会社から支払い金額を下げられたり、いつまでたっても入金されなかったりすることがあったんです。また、お客様から「その年齢で大丈夫なのか」と心配されるケースもありました。その不安を払拭するには、誠実な姿勢を見ていただき、また結果を出すしかありません。ですから私は、お客様に「これなら安心だ」と納得していただける施工で高品質な仕上がりを実現するように全力を注いでいます。「ありがとう」の声をたくさんいただくことで悔しい気持ちを乗り越えてきたんです。
 
 

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