一歩を踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア

Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

遺族の意向を尊重した丁寧な作業が好評
一人ひとりの思いに寄り添った遺品整理

 

一人ひとりに寄り添った丁寧な遺品整理を

片付けに入る前と後の様子。「片付けリサイクルJOY」では顧客に寄り添った丁寧な仕事を心がけている

 遺品整理はどのような流れでご依頼を受けていらっしゃるのでしょうか?

数藤 お問い合わせいただいたら、まずは無料でお見積もりをさせていただきます。お見積もりでは、「車両費」「分別費」「処分費」をすべて含んだ料金をご提示いたしますので、その後追加で料金をいただくことはありません。そして契約書を交わした後、実際に遺品整理の作業に入らせていただきます。作業の初日には現場に立ち会っていただき、何が必要で、何が不要かをご依頼者様がご納得されるまでお話し合いさせていただくんです。そして鍵をお預かりして、作業が完了したらご連絡を差し上げ、最終確認をしていただくという流れになりますね。必要なものかそうでないかの判別がつきにくい場合は、すべて残しておき、最後にご依頼者様に判断していただきます。

 依頼者さんのお気持ちを大事にしていらっしゃるのですね。

数藤 はい。お打ち合わせでは、故人様との思い出やお品物の背景をしっかりとうかがいます。そうしたお話や私の今までの経験をもとに、残したほうがいいだろうと思うものはすべて残しておくんです。思い出の品でも、「気持ちの整理のために処分をお願いします」とおっしゃる方もいらっしゃいます。どんな場合でも、ご依頼者様お一人おひとりのお気持ちを何よりも尊重して対応させていただきます。

 遺品整理のお仕事はご遺族の新たなスタートに立ち会う、非常にやりがいのあるお仕事ですね。私も父の遺品を整理したことがあるのですが、思い出がよみがえって遺品がなかなか手放せず、いつになっても片付かないんです。数藤代表のような方にお話を聞いてもらいながら整理を進められると、気持ち的にもとても楽だと思います。

数藤 そうおっしゃっていただけると嬉しいですね。他社さんですと、お品物を見てすぐにお見積もりをご案内するケースも多いんです。その点私どもはどういった背景でご依頼されたか、どんなものを残したいかを丁寧におうかがいするので、「お客様の気持ちに寄り添う」という部分では地域で一番だと自負しています。

 素晴らしいご姿勢ですね。遺品は残された方にとって大切なものですし、普通のごみと同じ扱いをしてはいけないと思います。依頼者の方々も、数藤代表とじっくりお話しすることで、気持ちが楽になったり、気持ちを整理することができたりすると思いますね。
 
 

1 2 3