注目企業インタビュー
栄養満点の手づくり弁当が大好評!
実家のような安心感の産後ケア施設
栄養たっぷりの手づくり弁当も提供
石黒 こちらは産後ケアでもデイケアをメインに行われているそうですが、具体的にはどのようなサービスを手がけていらっしゃるのですか?
押切 産後ケア事業として、お母様の心身の休養のサポートや、お子様の発育チェックや授乳支援、育児相談などを行っています。当ホームでは、3時間コースと6時間コースからお選びいただけまして、利用者様には事前にどのように過ごしたいかをお電話でおうかがいし、その日の過ごし方を決めていただきます。育児相談では、お母様のお悩みや不安に感じていらっしゃることをじっくり聞かせていただきます。そのお話だけでも1時間半くらいはかかってしまいますから、「心と体を休めたい」という方には、基本的に6時間コースをおすすめしているんです。
石黒 私が出産した時代にはそうした施設はありませんでした。私もそうであったように、誰に相談したらいいかわからないというお母さんも多いと思いますから、押切さんの存在はとても心強いと思いますよ。
押切 そうであれば嬉しいです。私の信念はお母様たちがゆっくり、まったりと過ごせる環境をつくること。そのために、6時間コースを選択された方には手づくりのお弁当を提供しているんですよ。
石黒 それは素敵なサービスですね!出産後は自分が食べるものは後回しになり、誰かのつくったご飯を食べることもなかなかありません。人につくってもらう幸せを感じられますよね。
押切 ありがとうございます。産後の食事はとても大事です。そう知ってはいるけれど、お母様たちはなかなか自分のために食事をつくる時間もないんですよね。ですから、当ホームにいらしていただいた時だけでもゆっくり食べてほしいんです。その間のお子様のお世話は、もちろん私が承ります。お子様の泣き声が気にならない環境で、ゆっくりとお食事を召し上がっていただければと思います。
第二の実家のような存在になりたい
石黒 押切さんのお話を聞いていると、「ほっとマタニティーホーム」さんは、お母さんたちの第二の実家のような存在になっているのではと感じます。私は1人目の子どもを東京で生みました。両親は北海道にいたので、身近に相談できる人がいなかったんです。
押切 石黒さんのおっしゃるように、実家が遠くて里帰りができない人もたくさんいらっしゃいます。そんなお母様たちには、「塩竈のおばあちゃんのところに来たつもりでおいで」とお伝えしています。その後も、お友だちとして、顔を見せに来てくれる方もいるんですよ。
石黒 とても素敵な関係性ですね。押切さんの面倒見の良さや温かいお人柄がお母さんたちに伝わっているんだと思います。
押切 他にも産後ケア施設がある中で当ホームを選んでくださったことを大切にしたいと思うんです。ですから安心、安全、楽しい子育てをモットーに掲げ、皆さんが実家だと思えるようなサポートを心がけています。お弁当も、お腹いっぱいになっていただけるように栄養満点のものをご用意していますし、好きなものを出してあげたいのであらかじめアレルギーや好き嫌いもうかがうようにしているんですよ。
石黒 お母さんたちに親身に寄り添っていらっしゃるのですね。やりがいも大きいでしょうね。
押切 ええ。30年近く勤めた産婦人科医院では、一人ひとりのお母様と深く関わることを大切にしてお産に携わってきました。とてもやりがいを感じましたし、いいお産ができたと思います。産後ケアでも、一人ひとりのお母様との関わりを大切にしながらしっかりとお悩みに寄り添っていきたいですね。
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