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実家のような安心感の産後ケア施設

医療・福祉

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ほっとマタニティーホーム
助産師 押切 良子

PROFILE

山形県出身。幼い頃から看護師を目指し、看護学校に進学。助産師を志し、助産師学校に進む。卒業後は山形県の県立病院で10年以上助産師として経験を積む。その後宮城県に住まいを移し産婦人科医院に勤め、同院で約30年にわたってお産に携わる。定年まで勤め上げた後、長年の経験を生かして、産後ケアを行う「ほっとマタニティーホーム」を開業した。

COMPANY DATA

ほっとマタニティーホーム

住所
〒985-0067
宮城県塩竈市後楽町

 

助産師としての経験を生かし開業

インタビュアー 石黒 彩

石黒 産後ケアに取り組まれている宮城県塩竈市の「ほっとマタニティーホーム」さんにおじゃましています。押切さんは昔から助産師を目指しておられたのですか?

押切 はい。看護師になるのが小さい頃からの夢で、高校卒業後は迷わずに看護学校に進学しました。そこでいろいろな看護実習をする中で、お産に携わることに喜びを見いだし、助産師を志すようになったんです。それで助産師学校を卒業した後は、山形の県立病院で10年以上、助産師として経験を積みました。その間に結婚、出産を経験し、家族みんなで宮城県に移ってきたんです。

石黒 こちらでも、助産師としてのお仕事を?

押切 はい。近くの産婦人科医院に勤めました。そこでは定年を迎えるまでの約30年の間に、助産師として数多くの赤ちゃんを取り上げたんです。

石黒 そうなると、約40年の経験値を持たれていると。とても頼もしいです。

押切 ありがとうございます。定年退職したものの、家にいるよりも経験を生かしてお母様たちをサポートしたいと思い、町の健診や、予防接種などをお手伝いしていたんです。そんなある時、宮城県塩竈市には産後ケアを行う事業所が少ないと聞きまして。「なら私がやろう」と開業に踏み切り、2021年12月に「ほっとマタニティーホーム」を立ち上げたという次第です。
 
 

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