一歩を踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア

Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

不登校や発達障害、親子関係の問題まで<br />
さまざまな悩みに寄り添うカウンセラー

サービス

不登校や発達障害、親子関係の問題まで
さまざまな悩みに寄り添うカウンセラー

山本法政カウンセリングルーム
代表  山本 法政

PROFILE

鳥取県出身。学校の教員になることを目指し、大学で教員免許を取得。卒業後は社会経験を積もうと飲食業に従事する。28歳の時に小学校の教員となり36歳まで勤める。過労により退職し、その後復帰するも議員になるため退職。その後心身に不調をきたし、カウンセリングで回復したことからカウンセラーを目指す。2023年8月に「山本法政カウンセリングルーム」を開業した。

COMPANY DATA

山本法政カウンセリングルーム

住所
〒615-0051
京都府京都市右京区西院安塚町101
エクレール高辻501
URL
https://norimasayamamoto.com/

 

教員、議員を経てカウンセラーに

インタビュアー 亀山 つとむ

亀山 山本代表は今日に至るまでユニークなキャリアを歩んでこられたそうですね。まずはご経歴をお聞かせください。

山本 私は小学生の頃の担任の先生に憧れ、教員を目指して大学に進学しました。教育学部教育学科で小学校の教員免許を取得し、社会経験を積むべく飲食店に3年ほど勤めた後に27歳から小学校の教員になったんです。

亀山 幼少期からの夢をかなえられたのですね。実際に教員になられてみていかがでしたか?

山本 とても充実していました。しかし、生徒のことに一生懸命になるあまり、自分自身のケアが疎かになっていたのか、36歳の時に過労やストレスで体を壊して倒れてしまったんです。医師に言われるまま1年ほど休み、何とか復帰したものの、自分の中では「もういいかな」という気持ちもあって。そんな折、ご縁があって選挙に出馬することになったため、そこで教員の仕事には区切りを付けました。

亀山 これは驚きました。すごい人生ですね!

山本 学校は1人の先生にかかる負担も大きいわりに待遇があまり良くなく、保護者さんの負担も大きい――教育の現場を自分の目で長年見てきた経験を生かして、学校の環境を改善したいと思ったんです。ありがたいことに当選し、志高く活動していたのですが、激務から再び体調を崩してしまい…。1年3ヶ月で辞職することになりました。

亀山 それはお辛い経験をされましたね。思い通りにならない人生に思い悩まれた時期もあったのでは?

山本 議員を辞職した時には正直、「人生が終わってしまった」と思いました。うつ病にもなり、この先どうやって生きていけばよいかわからないどん底の時期に、カウンセリングと出会ったんです。自分の中に溜まりに溜まった思いの丈をカウンセラーさんにお話ししたところ、驚くほど気持ちが楽になりました。

亀山 なるほど。それで、ご自身もカウンセラーを目指そうと思われたのですね。

山本 はい。人を助ける仕事をしたいと思い、カウンセリングの研修を受けながら勉強を続けて、2023年8月に「山本法政カウンセリングルーム」を開業しました。
 
 

1 2