PROFILE

調理師でカフェを経営する父の背中を見て育ち、高校卒業後は調理師学校へ。車も好きでガソリンスタンドのアルバイトを続け、より一層のめり込む。飲食業界と車業界を行き来した後、カーコーティングの技術を磨き「カーペンタリア」を創業。その後、現在の場所に移転して業務を拡大している。顧客のニーズに合わせた提案やコーティングが特長だ。

COMPANY DATA

カーペンタリア

住所

〒253-0101
神奈川県高座郡寒川町倉見1755-1

URL

https://www.carcoating01.com/
　

今や中古車にも新車にも欠かせないカーコーティング。神奈川県寒川町に拠点を置く「カーペンタリア」は、輝きが長持ちするコーティングで多くの顧客に支持されている。「車がきれいだと心も豊かになる」と話す鈴木代表の仕事の流儀に、俳優の名高達男さんが迫った。

カーコーティングに熱中して起業に至る

名高　鈴木代表は車がお好きでこの業界に飛び込まれたと思うのですが、まずは独立までのご経歴を教えてください。

鈴木　私の父は調理師で、やがてカフェの経営を始めました。子どもの頃、店で働く父の姿を見て「かっこいい」とあこがれた私は調理師学校に進学したんです。ただ、当時から車やバイクも好きでした。学校に通いながらガソリンスタンドでアルバイトを始めた私は、接客の楽しさにも目覚めたんです。その後、車業界と飲食業界を行き来しながら最後はカーコーティングの仕事にのめり込み、プロショップで一から学んで、プロショップではできないこだわりを持って当社を立ち上げました。

名高　カーコーティングのどのような点に魅了されたのですか？

鈴木　やはり、車がきれいになると目に見えてわかるところですね。見違えるほど輝く車を見たお客様に感動していただけることが、私にとっても大きな喜びになります。それは新車だろうが中古車だろうが同じです。実際、カーコーティングで車の印象は大きく変わります。私の車業界でのキャリアは15年に及びますが、自分が心の底から納得し、お客様にも100％満足していただけるコーティングができるようになるまでには7年ほどかかりました。

名高　カーコーティングの道を究めるにはそれだけ長い時間を要するというわけですね。では、鈴木代表が日頃の作業で心がけていることもお聞かせください。

鈴木　車本来の色を生かし魅力を最大限に引き出すことです。カーコーティングは単にコーティング剤を塗るだけが仕事ではありません。まず徹底的に汚れを落とし、適切な研磨作業で本来の色に戻してつやを出してからコーティング剤を塗るんです。きれいで長持ちするコーティングの秘密は丁寧な研磨にあります。