PROFILE

福島県出身。東京の共立薬科大学に進学し、薬剤師の資格を取る。2006年から武田薬品工業（株）に勤務。コーチングを2013年より学び MRとして同期の中でいち早くマネジャーに抜てきされ、連続で目標を達成するなど数々の実績を残す。2020年に退職し国際コーチング連盟（ICF）のプロフェッショナルコーチとして独立。

COMPANY DATA

石黒　法人・個人向けにコーチングを提供するクリアコーポレーション（株）さん。風神社長とコーチングの出合いや起業の経緯などをお聞かせください。

風神　私は薬科大学に進学して薬剤師の資格を取り、卒業後は大手製薬会社に就職しました。MR（医薬情報担当者）として勤務するうちに、訪問先である医療機関の方々とのコミュニケーションを円滑にするためコーチングを学ぶようになったんです。これが効果てきめんで同期180名の中で最も早くチームリーダーに昇格し、年上を含めた仲間をまとめ上げ、2020年に退職するまで連続で個人やチームの目標を達成してきました。自信を深めた私は独立してフリーランスのコーチとなり、2022年に法人を設立した次第です。2023年10月から現在の屋号で活動しています。

石黒　風神社長ならではのコーチングについても教えていただけますか？

風神　私はコーチングの世界標準団体である（一社）国際コーチング連盟（ICF）に所属しています。同連盟はコーチングについて「クライアントが思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントがパートナー関係を築くこと」と定義しているんです。その中で私自身が最も大切にしているのは、「人と向き合う」こと。目の前の方への質問からスタートして相手の経験や考え方を知り、鏡合わせのように問答を繰り返すことで、クライアントに自己認識を深めてもらいます。そうすると自ら行動する意欲が湧き上がり、あらゆる課題や問題に立ち向かえるようになるんです。

石黒　コミュニケーションが持つ力を存分に発揮していらっしゃるわけですね！

風神　おっしゃる通りです。仕事や人生に明確な目標を持っている人はわずか2割ほどなんですよ。残り8 割の方も含めて、特にマネジャーたちの強みや認識のパターンの言語化をサポートし、自立を支援して未来を切り開くことを選択できるようにすることが私のコーチングです。さらに製薬会社のリーダーとして培ってきた、人や組織に対するマネジメント力とコーチング力をバランスよく使い分け、最適な関わり方ができるコンサルタントであると自負しています。

石黒　企業と人材の可能性を最大化できる風神社長。今後の目標は？

風神　私は「黒字化できた（業績の向上）」「離職率が下がった」「昇格して年収がアップできた」など、さまざまなお喜びの声をいただくと大きなやりがいを感じます。多数の店舗を展開する調剤薬局の社外取締役や司法書士事務所の役員であることも含めて、現在７〜８社をサポートしております。これからも、マネジメントのコーチや教育のコンサルタントとして活動を広げ、中小企業が生き生きと成果を出せる組織にします。

GUEST COMMENT

石黒 彩

自分はどのような夢や希望を抱いて社会に出たのか。見事なマネジメント力も駆使しながら、その原点を思い出させてくれる風神社長のコーチングは人をさらなる成長に導き、企業を躍進させてくれると感じました。ぜひ、一人ひとりに寄り添う卓越したコーチングで大勢の方を笑顔にしていってください！