PROFILE

千葉県出身。大学卒業後から約30年間、地元で公務員として勤めるも、向上心から転身を決意し、53歳で退職。業界で経験を積み、2024年にクロサマウント（同）を立ち上げた。現在は多様な分野の職人と協力し、原状回復やリフォームなど幅広い工事を手がけている。

COMPANY DATA

嶋　千葉県長柄町に根を張り、東京都から神奈川県まで幅広いエリアを対象に事業展開されているというクロサマウント（同）さん。まずは、山越代表のこれまでの歩みをお聞かせください。

山越　私は地元である千葉県にて、30年近く公務員として勤めてきたのですが、管理職まで務めた時に、思い描いていた将来とのギャップを感じるようになったんです。そして「人生1度きりだからこそ、挑戦がしたい」という思いから53歳で独立を決めました。リフォーム業界でさまざまな経験を積んだ後、2024年に当社を設立し、現在はオフィスビルから賃貸マンションまで、幅広い物件の原状回復工事に携わっています。

嶋　原状回復工事では、実際にどういったことをされるのですか？

山越　例えば、古くなったキッチンのリフォームや間取りの変更、賃貸マンションの退居後のクリーニング、外構工事など、お客様のニーズに合わせて迅速かつ丁寧なオーダーメードの施工を行います。実際の施工に関しては、実績・スキルともに優れた職人の方々と協力して手がけておりますので、初めてのお客様でも安心してご依頼いただけます。

嶋　なるほど。幅広い分野の職人さんと連携する必要があるお仕事なのですね。

山越　はい。原状回復工事は、管理会社や大工、クリーニング業者、クロス職人など、多種多様な方とやり取りを重ねていきます。だからこそ、関わるすべての方に対しての感謝の気持ちを忘れず、チームワークを意識してスムーズに作業を進めることを大事にしていますね。そうして多くの方々と協力して進めるこの仕事がとても楽しく、大きなやりがいにもつながっています。

嶋　お互いに感謝の気持ちを持ってこそ、信頼関係が生まれますよね。

山越　本当にそう思います。もちろん、お客様に対しても同様に、誠実なコミュニケーションを意識して接し、細かなヒアリングまで丁寧に行います。少し話が飛躍してしまいますが、やはり何事もなく衣・食・住が安定していて、普通の生活ができること自体にも感謝の心を忘れたくないな、とも思うんです。

嶋　今後についてはいかがですか？

山越　仕事への姿勢を一貫しつつ、ゆくゆくは私の仕事が、業界イメージの向上にもつながれば嬉しいですね。また、内装工事の経験のある弟とも一緒に組んで事業の幅を広げていこうと考えているところです。妻にも協力してもらい、家族全体で会社を運営していくことができれば幸せです。

GUEST COMMENT

嶋 大輔

非常に物腰が柔らかく、お話ししやすい山越代表。前向きに、新しいことにも果敢に取り組まれている姿が印象的でした。そのコミュニケーション力があるからこそ、良いチームワークで仕事ができるのでしょう。今後もその誠実なお人柄で、事業規模を拡大していってください。