注目企業インタビュー
スピーディで信頼性の高い業務を提供
コンクリートの品質を担う職人チーム
名高 なるほど。建物に見合っているコンクリートかどうかをチェックするわけですね。となると、お取引先はゼネコンさんなのでしょうか?
谷川 おっしゃる通りです。私どもはゼネコン様や商社様からご依頼をいただいたり、生コンクリートを生産する工場様から直接ご依頼をいただいたりしていますね。コンクリート代行試験業務は工事に着手する前の大事な検査ですから、工事現場に出向いて第三者の立場として公正公平に試験をいたします。現在は高速道路などの大規模な調査についても行っているんですよ。
名高 それはすごい!インフラ工事の土台とも言うべき作業を行っているのですね。ある意味、われわれの安全を支えるお仕事ですね。
金子 そう言っていただけると嬉しいです。基本的には、現場に生コンクリート車が到着すると私たちが製品を検査し、問題ないと判断しない限り次の作業に進むことはありません。他にも、現場で生コンクリートの納入管理を行うなどの業務にも従事しています。
フットワークの軽さを強みに事業拡大
名高 もちろん手抜きは許されない重大なお仕事でしょうし、工事に進む前の合格の判断をするわけですから、まさに現場のお巡りさんのような存在ですね。ぜひ、(株)Clover.Worksさんの強みを教えてください。
谷川 当社の一番の強みは作業員の若さですね。高齢化が進み人手不足となっているこの業界では、私たちはまだまだ平均年齢30代と比較的若いんです。この若さを強みに、ご依頼があれば静岡県内の端から端までうかがっています。そうしたフットワーク軽さや施工のスピーディさもお客様からお墨付きをいただいているんです。
金子 静岡県全域に対応していることはもちろん、小田原や箱根、山北や秦野といった神奈川県西部のエリアも対応可能です。また、基本的にいただいたご依頼は断らないことが私たちのモットーなんですよ。今は5人で作業をこなしているので、ご依頼すべてに対応することは難しいですが、できる限り受けられるよう力を尽くしている次第です。
名高 今後はどのようなビジョンを思い描かれていますか?
金子 今は土台であるコンクリート試験事業を安定させて、事業の幅を少しずつ広げていきたいと思っています。ゆくゆくは清掃事業や外構工事の請負にも着手していく予定です。
谷川 独立してから半年ほど経ちますが、すでに10社ほどご依頼をいただきまして、思いのほか順調なスタートを切れているところ。でも、現状にあぐらをかかず、徐々に認知度を上げていき「Clover.Worksに頼めば間違いないよね」と言っていただけるような会社へと成長させていきたいですね。そして、3年後、5年後には静岡県でトップクラスの企業として認知していただけるようまい進していきます。
生コンクリートの質を見極め
安全な工事の足がかりとなる
写真は、生コンクリートを実際に検査している様子を写したもの。安全に工事が進められる品質が担保されているのか、公平公正な視点から徹底して見定めていく重要な作業だ。「可能な限り依頼は断らない」という指針を胸に、静岡県エリア全域を持ち前のフットワークの軽さで駆け巡る。
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GUEST COMMENT
名高達男
おおらかな谷川社長と、テキパキしている金子専務のお二人だからこそ、違う目線から見て判断できることも多いのでしょうね。お話をうかがってツーカーの仲で、信頼関係を築かれている様子が伝わってきました。インフラ工事には欠かせない、日本の未来を担うお仕事ですので、(株)Clover.Worksさんがどこまで成長されるかとても楽しみです!