PROFILE

大学では電気工学を専攻する。大学院修了後はプラントエンジニアリング会社、再生エネルギー開発会社を経て、シンガポールに本社を置く大手太陽光パネルメーカーの日本法人に入社。事業開発部長として住宅事業の立ち上げに携わった。2024年7月、（株）リライブラを開業。

COMPANY DATA

矢部　（株）リライブラさんは太陽光パネル設置に関する幅広いサポートを一貫して手がけていらっしゃるとうかがいました。笹井社長は起業される前から、エネルギー業界のお仕事に携わっていたのですか？

笹井　はい。私はプラントエンジニアリング会社、太陽光デベロッパー、大手太陽光パネルメーカーに勤め、エネルギー業界に長年携わってきました。その中で、電気設計や、建設現場の管理、プロジェクトマネジャー、事業開発部長とさまざまな経験をさせていただいたんです。

矢部　豊富な経験をお持ちなのですね。独立に踏み切られたきっかけは何だったのでしょうか？

笹井　前職での業務を通じて、エンドユーザー様と直接お話しさせていただく楽しさに気付いたんです。そこで、これまでの経験を生かして太陽光パネル設置に関するアドバイス、販売、アフターサポートまで一貫してサポートするべく、前職の太陽光パネルメーカーの正規販売店として独立することを決意しました。

矢部　なるほど。お客さんとお話しするうえで大事にしていらっしゃることは何ですか？

笹井　技術者の目線を持って誠実にお話しすることを心がけています。この業界では、太陽光パネルを設置した場合の1年目の経済性だけに触れて「お得になりますよ」と、製品をお勧めする会社もあるんです。ただ、それでは製品が徐々に劣化することが見えてきませんよね。当社が販売する太陽光パネルには業界最長の40年保証が付いています。私は、将来発生するメンテナンス費用も含めて、40年トータルでの経済性を、数字を用いてご説明します。もちろん、設置後のアフターサポートもしっかりさせていただきます。お客様には、良いものを長く使っていただきたいんです。

矢部　エンジニアのご経験がある笹井社長に提案していただけるとお客さんも安心ですよね。お話から、お客さんを思う社長のお気持ちが伝わってきます。

笹井　ありがとうございます。太陽光パネルを検討されているお客様は住宅の購入や結婚、出産など人生の節目を迎えている方が多いんです。私自身、小さな子どもがいて家を買ったばかりというタイミングですから、同じライフステージにある者として、本気でお客様のことを考えたご提案ができるんです。

矢部　素敵だと思います。では最後に今後の展望についてお聞かせください。

笹井　大学時代の恩師に言われた「省エネとは我慢を強いるものであってはならない」という言葉が自分の根底にあるんです。ですから、お客様とメーカー、代理店など製品に関わる全員がメリットを享受できるような体制を築いていきたいですね。そして、環境性能と経済性が両立したサステナブルな社会の実現に貢献したいと思います。

GUEST COMMENT

矢部 美穂

お客さんのお宅にうかがう時は必ず駅から徒歩で向かうという笹井社長。道すがらお家の周辺環境を見ることで、その方の生活をイメージされるそうです。そんな社長のお話からは、お客さんのことを本気で思う気持ちを感じました。今後も太陽光パネルのプロとして、お客さんの人生に寄り添っていってください！