注目企業インタビュー
建設
顧客の納得最優先のリフォーム会社
丁寧なヒアリングで最高の住環境を
有限会社 BAGUS
代表取締役 井上 敏春
PROFILE
中学卒業後から建設業界に入り、左官や土木の仕事に携わる。その後、ごみ収集業、営業職、軽貨物運送業を経て、2023年から住宅のリフォーム業を開始し、(有)BAGUSを設立した。社名は「最高」という意味を表すインドネシア語から。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒816-0845
福岡県春日市白水ヶ丘4-43 - URL
- https://bagus-mengubah.com/
嶋 (有)BAGUSさんは、外壁や屋根の塗装、内装・エクステリアリフォームを手がけられているそうですね。まずは井上社長のこれまでの歩みからおうかがいできますか?
井上 私は父が建築・設計の会社を経営していた影響で、中学を出てすぐに建設業界に入り、左官業や土木の仕事に携わりました。その後、20代後半からごみ収集業を10年、営業職を5年、軽貨物運送業を3年経験した後に再び建設業に戻り、2023年からリフォーム業を始めました。そして、父の会社を引き継ぐ形で法人化を果たしたという次第です。
嶋 さまざまな職種を経て独立されたのですね。仕事を獲得するには苦労もあったのでは?
井上 そうですね。最初の頃は飛び込み営業で少しずつ仕事をいただく状態でしたが、おかげさまで、だんだんと安定して収益が上がるようになってきました。
嶋 それは素晴らしい。現在、井上社長は営業面に集中されているのですか?
井上 いえ、現在も営業と現場の両方を担当しています。私ができる現場仕事は私が請け負い、それ以外の部分は知り合いの業者さんに協力していただいているんです。
嶋 営業から現場まで、代表が一貫して関わってくださると安心ですね。
井上 そうおっしゃっていただけるとありがたいです。当社では、お客様が何を求めていらっしゃるのか、徹底的にヒアリングすることを大切にしています。仕上がりのイメージや予算など、お客様のご希望を踏まえて最適なご提案をさせていただいているんです。また、現場では、お客様のご意見を私の思いとして職人さんにしっかりと伝えるようにしています。私が職人さんとお客様の橋渡しの役割を十分に果たすことで、お客様にとっての「最高の住環境」を実現したいんです。
嶋 お客さんと誠実に向き合われているのですね。お仕事のやりがいも大きいのではないですか?
井上 そうですね。工事が完了してお客様に感謝していただけるとやはり非常に嬉しいです。また、職人さんからも「仕事を取ってきてくれてありがとう」と感謝していただけることがあるんです。お客様と職人さんの両方に喜んでいただけるこの仕事には、大きなやりがいがありますね。
嶋 では最後に、今後の展望についてお聞かせください。
井上 子どもの教育のために将来はインドネシアのバリ島に移住したいと考えていて、今はその資金をこつこつ貯めています。子どもが小学校に上がる頃までには事業を信頼できる方に任せて、海を渡ろうと計画中です。向こうに行っても手を休めることなく、自分の建設関連の知識をいろんな方たちに伝えていけたら嬉しいですね。
GUEST COMMENT
嶋 大輔
物腰柔らかく、謙虚な姿勢がとても印象的だった井上社長。良い意味で職人さんらしくない社長になら、お客さんも気軽に自分の希望を伝えられるのではないかと思いました。これからも丁寧なヒアリングでお客さんの思いを引き出し、最高の住まいをつくりあげてくださいね。私も応援しています!