PROFILE

実家のケーキ店に勤務した後、多様な職種を経験。30代からは歯科医院の電子カルテを扱う企業に就職する。九州拠点の立ち上げに携わり、同企業の執行役員まで務めた後に退職。2024年4月に窓ガラスフィルム施工を手がける「GLASS LIVE」を立ち上げた。

COMPANY DATA

嶋　今村代表は私と同じ60歳ということで非常に親近感を感じています！まずはこれまでの歩みをお聞かせください。

今村　大阪にある実家がケーキ店を営んでいて、私もそこでパティシエとして働いていたのですが、バブル崩壊を境に経営が振るわなくなり、職種を変えてさまざまな仕事に挑戦し始めたんです。そして30代からは、歯科医院の電子カルテを専門に扱う会社に入社し、営業マンとして働くようになりました。そこでは九州の拠点の立ち上げを任されて福岡に移り、200回以上のセミナーを開催して口コミを広げたり、執行役員を務めたりと、順風満帆な日々を送っていたんです。

嶋　素晴らしい行動力ですね。そこからどういったきっかけで、窓ガラスフィルム施工の業界に進まれたのですか？

今村　定年間際で家族の安定した生活について考えるきっかけがあり、一向に業務量が減らない現状を改善しようと、仕事を辞める決意をしました。そして、「これまで信頼関係を築いてきた歯科医の先生方に、何か恩返しができる仕事がしたい」という思いを抱き、同じタイミングで窓ガラスフィルム施工に出合ったんです。基本的にガラス張りが多い歯科医院では、防犯や火事、日差し、プライバシー保護などの対策に悩んでいるものの、知識がないから方法がわからないという先生もいらっしゃいます。そこで窓ガラスフィルム施工を入り口に、歯科医の先生方を支えたいと考えるようになったんです。もちろん当社では歯科医院に限らず、他業界の施設や店舗、一般住宅などにも対応してご依頼を承っています。

嶋　なるほど。ぜひ、窓ガラスフィルム施工の魅力について教えてください。

今村　窓ガラスフィルムには、遮熱・断熱や紫外線カット、目隠し効果、防犯、飛散防止など多種多様な効果が期待できます。そのため、「侵入者を防ぎたい」「日差しで部屋が暑いのを何とかしたい」「台風や地震などの災害時の対策がしたい」といったお客様一人ひとりの幅広い目的にかなったご提案が可能なんです。

嶋　お客さんのさまざまな希望をかなえられるのですね。とても驚きました。

今村　ええ。それに、私には建設業の経験がありませんから、既成概念にとらわれず、歯科医院にアプローチするなどの新たな切り口が考えられるのだと思っています。また、業界の中には、優れた施工技術を持ちながら営業には自信がないという職人さんもいらっしゃるので、私の培ってきた営業ノウハウとネットワークを生かして、そうした方とお客様とをつなぐサポートもしたいんです。そのようにして皆が幸せになる環境をつくり、最終的には、業種を跨いだ多種多様な案件に対応できる会社へと成長できれば幸せです。全国の皆様に窓ガラスフィルムという選択肢があることを広めながら、より多くの方から気軽に施工依頼をいただける存在になりたいですね。

GUEST COMMENT

嶋 大輔

ご自身の仕事に対する熱い思いを持ち、ポテンシャル・行動力もある今村代表。窓ガラスフィルム施工は、歯科医院はもちろんのこと、保育園や学校など、さまざまな場所でニーズがあるものだと思いますから、今後の展開が非常に楽しみです。ぜひ多くの方に、窓ガラスフィルムの存在を伝えていってください！