注目企業インタビュー
スペシャリスト
企業のタックスプランニングをサポート
投資家と運送会社の双方に価値を提供する
株式会社 NOZAWA
代表取締役 野澤 靖久
PROFILE
慶応義塾大学を卒業後、(株)あさひ銀行(現:(株)りそな銀行)に入行する。20年以上銀行員として働く中で、営業部長や支店長などを歴任。40代半ばでコンサルティング会社に転職し、コンサルティング事業部長を担当した。銀行やコンサルティング会社で培った知見を生かすべく、(株)NOZAWAを設立。財務コンサルタントとして活躍している。
COMPANY DATA
株式会社 NOZAWA
- 住所
- 〒177-0045
東京都練馬区石神井台4-10-1 - URL
- https://www.nozawa-corp.com/
トラック投資事業の案内を通じて、運送会社と投資家、双方の利益となる事業を見事に成立させているのが(株)NOZAWAだ。元プロ野球選手の山口俊さんが、同社が扱う商品の特長やその社会的意義などについて野澤靖久社長に話をうかがった。
銀行、コンサルティング会社を経て独立
山口 財務コンサルティングを手がけていらっしゃる野澤社長。まずは社長が独立するまでの歩みをお聞かせください。
野澤 私は大学卒業後、(株)あさひ銀行(現:(株)りそな銀行)に入行して銀行員として20年以上経験を積みました。40代半ばに差し掛かった頃、コロナ禍をきっかけに改めて自分の人生を見つめ直し、新たなチャレンジをしたいと考えるようになったんです。そんな時、あるコンサルティング会社から一緒に働かないかとお声がけいただきました。ありがたくお引き受けし、その会社ではコンサルティング事業部長を務めさせていただいたんです。そして、2021年に(株)NOZAWAを本格稼働させました。
山口 なるほど。御社の事業内容についても教えていただけますか?
野澤 現在当社がメインとしているのは、法人・個人のお客様を対象としたトラック投資事業のご案内ならびに運送会社様へのコンサルティングです。
山口 船舶や航空機への投資はおなじみですよね。ただ、トラックへの投資というのは初めて聞きました。どのようなスキームなのでしょうか?
野澤 基本的には、船舶や航空機のオペレーティングリースと同じです。投資家様にトラックを減価償却資産としてご購入いただき、その車両を運送会社様にお貸しいたします。そこで得たリース料を原資として投資家様に配当をするという仕組みになっています。山口さんがおっしゃる通り、トラック投資事業の商品は珍しいんです。それが1つ、他社との差別化につながっていると思います。
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