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注目企業インタビュー

ヒト・モノ・コトの調和を実現し<br />
自動車業界に新たな風を吹き込む

サービス

ヒト・モノ・コトの調和を実現し
自動車業界に新たな風を吹き込む

3harmony
代表 奥田 照幸

PROFILE

30年以上、大手損害保険会社に勤務。在職中には自動車保険を担当し、海外での鈑金塗装専門会社設立、国内メーカーとの修理技術研究などに携わる。これまでの経験を生かし、2024年7月に「3harmony」を設立。車体損傷検査機器の日本導入を進めている。

COMPANY DATA

3harmony

住所
〒252-0143
神奈川県相模原市緑区橋本3-27-6
S&Yビル4F24 Bizcomfort
URL
https://www.web3harmony.com/

 

インタビュアー あべ こうじ

あべ 自動車販売者や整備事業者、損害保険会社に向けたサービスを提供されているという奥田代表。日本にはまだない機器の導入もサポートされているということですが、どういったきっかけで起業に至ったのでしょうか?

奥田 私は長年、大手損害保険会社に勤め、自動車業界の方々とお付き合いしてきました。その中で、整備士の減少・高齢化、自動車の進化に伴う修理技術の高度化、不安定・不透明な経済状況など、業界が抱える課題が見えてきたんです。それらの課題を解決するお手伝いができればと思い、独立して「3harmony」を立ち上げました。

あべ 自動車関連の事業を手がけられる業者さんとしては、ユニークな屋号に感じます。「3harmony」にはどのような思いが込められているのですか?

奥田 私たちは「ヒト・モノ・コトの3つが調和したモビリティ社会の実現」をコンセプトとしており、屋号もそれにちなんで付けました。課題を抱える自動車販売者様や整備事業者様、損害保険会社様のために、先進的かつ革新的な技術の導入をサポートし、次世代まで持続可能な業界をつくりたいと考えています。

あべ なるほど。今ある社会的課題に向き合い、その解決を手助けできるような技術を積極的に取り入れていく、ということですね。

奥田 はい。その第一弾として今回導入を準備しているのが、この「車体損傷検査機器」です。車をこの機器に通すだけで、全体の傷を検知・記録してくれます。オイル漏れまでわかるので、未然に故障や事故を防ぐことにもつながります。

あべ それはすごい!これまで時間をかけて人の手で作業していたことが、わずか数秒で処理できるようになる、と。暑さ、寒さが厳しいなかでの作業は非常に大変ですから、この機器があれば便利ですよね。

奥田 ええ。若手の整備士が減っている中で、間違いなく作業効率を上げることに貢献できると思います。また、最終的に修理するのは人ですから、雇用もしっかり守れるんです。ただ、技術だけが進み過ぎても、それを継承する人間がいないと長続きしませんから、自動車の進化と整備車の高齢化という2つのギャップを埋めつつ、コトとモノをうまく調和させられるよう尽力していきたいと考えています。

あべ まさに業界に新風を吹き込むお取り組みで、お話をうかがっていてわくわくします!今後が楽しみですね。

奥田 ありがとうございます。海外にはまだまだ日本に紹介したい技術や製品がたくさんありますから、そのサポートもしていきたいですね。実際に使い方までお伝えするセミナーなどまで展開していけたらと思っています。今後も「社会調和」を第一に、みんなが笑顔になれる社会へ貢献していきます。
 
 

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