注目企業インタビュー
スペシャリスト
豊富な資格と経験でコンサルティング
経営者の口から課題解決策を引き出す
ブルースタッフコンサルティング
代表 / 中小企業診断士 大場 久仁保
PROFILE
浜松市出身。地元の工業高校を卒業後、大手輸送機器メーカー2社に38年間勤める。40歳前から経営コンサルタントに興味を持つようになり、56歳で早期退職して資格の勉強に専念。法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科を修了し、2020年に64歳で起業した。
COMPANY DATA
ブルースタッフコンサルティング
- 住所
- 〒4350026
静岡県浜松市中央区金折町939 - URL
- https://www.hamaspe.jp/samurais/view/173
名高 中小企業診断士である「ブルースタッフコンサルティング」の大場代表。まずは起業されるまでの代表の歩みを教えてください。
大場 私は浜松の工業高校を卒業後、地元の大手輸送機器メーカー2社に長年勤めました。そして56歳で早期退職し、8年間の準備期間を経て2020年に経営コンサルタントとして独立したんです。現在は、公募案件を中心にさまざまな活動を続けています。
名高 なるほど。満を持して開業されたのですね。そんな大場代表ならではの強みを、ぜひお聞かせください。
大場 まずは、38年におよぶ大手輸送機器メーカー2社での経験です。二輪車のエンジン開発から経営企画まで手がけた幅広いキャリアには自信を持っています。さらに退職後は勉強に専念し、中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、キャリアコンサルタント、ファイナンシャルプランニング技能士、宅建主任などさまざまな資格や学位を取得しました。これらの資格と実務経験を生かし、お客様の課題解決に向けた支援活動を続けています。
名高 現場経験と専門知識を併せ持つ大場代表に相談すれば、直面する経営の悩みを解決する方法が見つかると思います。お客さんと対面する際に心がけていることはなんですか?
大場 私が特に大事にしているのはお客様の話に耳を傾けること――自分が喋るのではなく相手の言葉を傾聴して人間関係を築くことです。経営の課題や自分がやらなければならないことは、実はお客様自身がわかっています。それをご本人の口から引き出すことが私の役割だと考えているのです。そして、そのために必要なのはお客様と丁寧に向き合うことだと思っています。ちょっと話を聞いただけで「問題はここにあります」「こうするべきです」などと、自分の考えを押し付けるようなアドバイスは絶対にしないと肝に銘じているんです。
名高 先走った結論を出すよりも共感を重視する。大場代表の姿勢は大いに信頼が置けますよ。それでは最後に代表ご自身のビジョンについてお聞かせください。
大場 短期的な目標は私の得意分野を明確にすることです。具体的には経営戦略の立案、経営管理サポート、事業承継者の育成を中心に行おうと考えています。長期的な目標は起業希望者の育成支援とセカンドキャリア構築支援ですね。特に早期退職したシニアの方のセカンドキャリア支援は、年齢が近い私の実体験を存分に生かすことができると思っています。
名高 年齢を重ねれば重ねるほどアグレッシブに突き進む大場代表の生き方に共感します。お話をうかがい嬉しくなりました。これからもお互いに走り続けましょう!