PROFILE

大学院修士課程まで溶接工学を学び、大手自動車メーカーに就職。車体製造、新ライン立ち上げ、3Dプリンター開発などさまざまなプロジェクトで活躍するが40代でうつ病を発症する。12年間苦しみ続けた人生からコーチングで脱出。早期退職し2024年5月に独立した。

COMPANY DATA

宮地　これまで、福田代表の人生はコーチングによって救われてきたとうかがいました。まずは、その点について詳しく教えてください。

福田　私は大学院で溶接工学を学び、大手自動車メーカーに就職しました。そこでは、車体の生産や新規事業の3Dプリンター開発を率いたり、部品補給体制改革やアフターマーケット戦略策定を担ったりするなど、専門外の分野も含めてさまざまなプロジェクトを成功させ、管理職に昇進したんです。しかし、過労がたたって40代半ばでうつ病を発症し、それから12年間も苦しむことになりました。そんな私を救ってくれたのがコーチングだったんです。師匠である谷口貴彦マスターコーチに師事してコーチングを学んだ私は勤務先を早期退職し、2024年5月に起業しました。

宮地　素朴な疑問ですが、コーチングは、カウンセリングやコンサルティングとはどのような点が異なるのでしょうか？

福田　わかりやすく言いますと、カウンセリングというのは心の悩みを解決する手段であり、コンサルティングでは目標に近づくための答えを提供します。それに対してコーチングは、目の前の方の内側に眠る能力を最大限に引き出し、夢に向かって歩き続けることをサポートするコミュニケーション技法です。私は主に3つのタイプのコーチングを手がけています。独立開業する方の支援。企業の中で新たなビジネスに挑む方の応援。そして、何事にも自信を持てず人生に光を失っている方々の支えになることです。

宮地　その時に大きな力を発揮するのが、福田代表ならではのご経験ですね。

福田　はい。私の強みは多様な業務に取り組んできた引き出しの多さであり、うつ病体験を生かしたメンタルサポートも得意としています。また、面談では信頼を築くことも大切にしているんです。気付いたことは何でも正直にお伝えし、クライアントと全身全霊でぶつかることにしています。隠しごとをしても結局はわかってしまいますし、建前ばかりのコーチングでは視点を変えることもできません。ですから私は時に厳しい言葉も使い、本音で話すことで信用を高めていきます。お互いに意見を言い合えるコーチングを継続することが私のポリシーです。

宮地　なるほど。だからこそクライアントさんが納得し、未来を自分で選択するコーチングができるわけですね！福田代表のコーチングがいかに効果絶大なのかがよくわかりました。

福田　ありがとうございます。私の目標は、地元・飯能市在住の方の2割にコーチングを受けていただくことなんです。どんなことにも果敢に挑戦するキラキラと輝く人ばかりの街になれば、子どもたちも「早く大人になりたい」と将来に希望を抱けますよね。そのために私は、コーチングの神髄を駆使して主体的に動ける人を増やしていきます！

GUEST COMMENT

宮地 真緒

1人では自分の可能性に気付けません。その意味でも、悩みを抱えた時に的確な言葉で内面から力を引き出してくださる福田代表のコーチングは効果的です。自分で考え、行動する毎日ほど楽しいものはないと私は思います。1人でも多くの方が生き生きと人生を歩めるよう、今後もサポートしてください！