注目企業インタビュー
建設
スピードとクオリティに絶対の自信を持つ
自社施工にこだわる総合建設のプロ集団
鳶正総合建設
代表 奥山 貴正
PROFILE
31歳。鳶職人である祖父と兄の影響を受け、自身も同じ道に進む。足場工事会社で専務を務めた後、独立心が芽生え11年目に退職。2021年、「鳶正総合建設」を創業する。足場や外壁塗装をはじめ、解体、土木、外構・エクステリアまで幅広い工種に自社施工で対応できる高い技術力と、顧客に寄り添う誠実な姿勢が最大の強みだ。
COMPANY DATA
鳶正総合建設
- 住所
- 〒 339-0057
埼玉県さいたま市岩槻区本町5-11-30
クレストコートB102 - URL
- https://www.tobimasasougoukensetu.com/
「職人一人ひとりがプロとしてプライドを持っている」と語るさいたま市の鳶正総合建設・奥山貴正代表。仲間と共に切磋琢磨しながら現場に臨み、顧客のため自社施工にこだわりつつ近隣への配慮も欠かさない。その見事な姿勢にタレントの嶋大輔さんが迫った。
足場と塗装を一貫施工できる強み
嶋 埼玉県さいたま市を拠点に、総合建設業を手がけていらっしゃる「鳶正総合建設」さん。まずは、奥山代表が職人を志すまでの歩みからお聞かせください。
奥山 祖父と兄が鳶職人だった私は、2人の影響を受けて自然と同じ道を志すようになりました。そこで、友人が経営する足場工事の会社に11年勤務し、専務を任されるまでになったんです。以前は「組織のナンバーツーでいい」と思っていたのですが、「それだけ実力があるのだから挑戦する勇気も大切だ」という周囲からの後押しもあって次第に独立への意欲が湧き上がり、2021年に起業したんです。独立してから最初のうちは祖父と兄のもとで現場を手伝い、少しずつ資金繰りをしていきながら事業を拡大し、現在は10名の従業員を抱える規模にまで成長することができました。ここまで来られたのも、家族や従業員、協力会社の人たちが支えてくれたおかげだと思っています。
嶋 周囲の方々とのご縁があったからこそ、今の奥山代表があるのですね。しかも、「鳶正総合建設」はとても幅広い工種に対応されているとうかがいました。
奥山 ええ。私は「鳶は何でもできなきゃいけない」という祖父の教えを受けて育ちました。そこで当社も総合建設会社として、足場や外壁塗装を中心に、解体、土木、外構・エクステリアとさまざまな工事に自社施工で対応しています。もちろん社内の職人だけですべての工種を進めるのは難しい部分もあるのですが、信頼できる協力会社さんと手を取り合い、安全に配慮した丁寧な施工を行っているんです。
嶋 現場の安全を守るために環境づくりを徹底されているのですね。
奥山 はい。職人一人ひとりがプライドを持ち、本物のプロ集団として現場に臨んでいます。皆が、自分の仕事にしっかりと責任を持っている者ばかりなんです。危険な作業などで気の緩んでいる場面があれば指摘しつつお互いに高め合っているため、スピードと技術力には絶対の自信があるんですよ。時には、私自身も従業員から指摘を受けることもあるんです(笑)。そのように上下関係は関係なく、皆が同じ目線に立って切磋琢磨できる環境を大事にしています。
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