注目企業インタビュー
建設
顧客に寄り添い施工後のフォローも徹底
安心を届ける解体・エクステリアのプロ
咲人工業
代表 島谷 弘也
PROFILE
広島県出身。会社経営をしていた父の影響を受け、18歳の時に建設業界へ。結婚を機に尾道市へ移り、独立を決意。2023年に「咲人工業」を立ち上げた。現在は、解体・エクステリアの2軸で事業を展開し、顧客に寄り添う姿勢を一貫した施工に注力している。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 729-0142
広島県尾道市西藤町415-17 - URL
- https://sakuto3910.com/
嶋 解体工事とエクステリア工事という、珍しい組み合わせで事業展開されている「咲人工業」さん。まずは島谷代表のこれまでの歩みをお聞かせください。
島谷 私は18歳の時から解体工事に携わるようになりました。やがて、会社経営をしている父のつながりから、素晴らしい職人の方々やメーカーさんと巡り合うことができ、エクステリア工事にも着手し始めたんです。その後は結婚を機に尾道市に移り、2023年8月に独立を決意しました。尾道市では土地勘がなく、知人もいなかったので、独立当初は苦労を重ねましたが、今では常時10名ほどの職人の方々に協力してもらえるまでになりました。本当に、「自分は人に恵まれている」と感じる日々を送っています。
嶋 良いご縁に導かれながら、挑戦を続けてこられたのですね。職人として、どのような点を大切にされていますか?
島谷 何よりお客様に安心していただけるような施工を心がけています。例えばお客様は、職人が作業している途中経過を細かく把握することができません。それを防ぐためにも、工事の際には着工前・施工過程・施工完了時の写真を撮影し、それをお客様にお渡しして状況の「見える化」を図っているんです。また、外構工事に関しては、特に鉄骨などの微細な調整を行うので、確実な施工をお届けするための意識を常に持ち、高品質かつスピーディな作業を一貫しています。
嶋 できる限りお客さんに寄り添いたいという島谷代表のお気持ちが伝わってきます。その他にも、御社ならではのこだわりがあればぜひ教えてください。
島谷 解体工事は特に、作業中の騒音や粉じんなどの影響から、近隣住民の方々にご迷惑をおかけする可能性があります。だからこそ、施工後は責任を持って現場の補修や清掃を行うなど、フォローを徹底しているんです。また、日頃から丁寧なあいさつ、コミュニケーションも欠かしません。
嶋 近隣の方々にそこまで配慮していただけるのであれば、お客さんも安心だと思います。人材育成で大事にされている点についてはいかがですか?
島谷 私の祖父は、「現状維持は怠惰なり」という言葉をいつも口にしていました。その思いを受けた私も、共に働いてくれる仲間には「考えることをやめてはいけない」というメッセージを伝えています。そうして誠実に現場と向き合い、一仕事終えてお客様から「ありがとう」と言っていただけた際には、例えようのない達成感がこみ上げてくるんですよ。
嶋 今後の展開については、どのようにお考えですか?
島谷 より多くの方に信頼していただくため、私は独立してから1年間で建設業に関わる幅広い資格を取得しました。これからも安全面に配慮し、お客様に寄り添ったサービスを続け、いち早く法人化を果たしたいですね。
GUEST COMMENT
嶋 大輔
施工過程の写真を撮影してお客さんに共有したり、独立に合わせてさまざまな資格を取得したりと、本当に「安心してほしい」という思いで、実直にお仕事に向き合われている様子がひしひしと伝わってきました。ぜひ今後もそのスタイルを貫き、地域の方々から愛される企業として成長していってください。