注目企業インタビュー
スペシャリスト
現場を熟知した弁護士が丁寧に対応する
建築・不動産分野に特化した法律事務所
法律事務所アーキ
弁護士 青木 裕介
PROFILE
慶応義塾大学を卒業後、大手建築会社に入社して営業職を経験し、2014年に司法試験に合格。「TMI総合法律事務所」に入所し、約8年にわたり建築・不動産分野の紛争案件を担当。二級建築士と宅地建物取引士の資格も保有している。建設業界での実務経験と専門知識を活かす形で、2024年に「法律事務所アーキ」を開設した。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒104-0061
東京都中央区銀座1-16-7
銀座大栄ビル5F - URL
- https://archi-law.net/
緒方 青木さんは弁護士としてユニークなキャリアをお持ちだそうですね。まずはご経歴をお聞かせください。
青木 私は大学在学中から建築や弁護士の仕事に興味がありました。実務経験を積むべく大手建築会社に就職し、営業職を6年ほど経験する中で、建築分野を専門とする弁護士を目指すことを決意したんです。司法修習後は大手のTMI総合法律事務所に8年ほど所属し、訴訟事件や交渉案件に注力してまいりました。そして、建築・不動産分野を専門とする事務所の立ち上げを決意し、「法律事務所アーキ」を開設した次第です。
緒方 現在はどのような案件を主に取り扱っていらっしゃるのですか?
青木 建築会社様やディベロッパー様、不動産会社様からご依頼をいただき、住宅やマンション、ビルなどの欠陥・瑕疵によるトラブル、請負代金の回収、近隣クレームなどさまざまな案件に対応しております。不動産売買契約や賃貸借契約に関するご相談も多いですね。
緒方 なるほど。青木さんは建設業界の実務経験があるぶん事情を理解しやすいでしょうし、お客さんも安心でしょうね。
青木 そうですね。建築会社の現場のスピード感や仕事の流れを肌感覚としてわかっているのは、他の弁護士とは違う点であり、私自身の大きな強みであると自負しています。その他にも、不動産とは切っても切れない遺産相続に関する案件もお受けしています。
緒方 お話をうかがっていると、青木さんが高い専門性を存分に発揮してご活躍されている様子が伝わってきます。
青木 ありがとうございます。弁護士はそれぞれ専門領域がありますが、私はより狭い範囲で特化しているぶん、やりがいがありますし、紛争をうまく収められてクライアントから感謝された時には喜びを感じます。私の対応を評価してくださったお客様から他社様をご紹介していただいたり、時には相手方だった会社から別の事件のご依頼をいただいたりするケースもあるんですよ。
緒方 相手方からも依頼があるとは驚きました。それだけ青木さんが真摯に対応されているという証拠でしょうね。最後に、将来のビジョンについても語っていただけますか?
青木 今後はセミナー活動にも力をいれつつ、クライアントの幅を広げていきたいと考えています。先ほどもお話ししたように、私はサラリーマン経験があり現場で働いている方々の気持ちがわかるので、法務面で頼っていただけるのはもちろんのこと、現場の営業職や設計士、現場監督の方々にも「何かあれば青木さんに任せれば大丈夫だ」と思っていただける存在になりたいですね。そのためにも、トラブルが発生した際にすぐに私に連絡をしていただけるような環境づくり、関係づくりを続けていきます。
GUEST COMMENT
緒方 耕一
大手企業という安定した立場を離れて、ご自身のやりたいことのために挑戦の道を選ばれた青木さん。実際にお話をうかがっていても、熱意と誇りを持って弁護士のお仕事に臨んでいらっしゃる様子がひしひしと伝わってきました。建築・不動産分野の法律のエキスパートとして、ぜひ大きく飛躍されてください!