注目企業インタビュー
スペシャリスト
コーチングで自分らしい生き方を実現!
子供たちに憧れられる大人を増やす
yoh coaching
コーチ 茂原 陽
PROFILE
大学卒業後は大手IT企業に就職。エンジニアや営業職として活躍する。その後、がんが見つかった妻を支えるためにコミュニケーション心理学を学び始める。妻の他界後、人と向き合う仕事を志し20年勤めた会社を退職。進むべき道に悩みながらもコーチングのスキルを磨き続け、2023年5月に「yoh coaching」を立ち上げた。
COMPANY DATA
yoh coaching
- 住所
- 〒246-0013
神奈川県横浜市瀬谷区相沢7-17-9 - URL
- https://www.yohcoaching.com/
日々の仕事や生活に悩みを抱える人のために、最高の人生を再構築するコーチングを手がける「yoh coaching」。コーチの茂原氏は、生き生きと輝く大人を増やすことで若者に刺激を与え、日本を活性化することを目指している。その熱き信念に、タレントの矢部美穂さんが迫った。
コーチングを学び闇の世界から復活
矢部 茂原さんは、起業されるまでに激動の人生を歩んでこられたそうですね。
茂原 はい。私は大手IT企業に20年勤め、エンジニアや営業職として重要なプロジェクトに携わってきました。しかし、2002年に妻にがんが見つかり、深刻な状態だとわかったんです。思い悩む妻を前に、何と声をかけて良いかわからず、無我夢中で始めたのがコミュニケーション心理学の勉強でした。それからはお互い少しずつ本音で話せるようになって――妻が他界するまでの6年ほどは、とても充実した日々だったと思います。
矢部 心を打たれるエピソードです。それが、今の茂原さんの原点でもあると。
茂原 そうですね。その頃から人と向き合いたいという気持ちが強くなり、退職を決断したんです。ただ、自分の中で思い描いたものをなかなか形にできず、しばらくは闇の時代を過ごしました。苦しみながらもコーチングについて学び続け、「やはりこれしかない」と覚悟が決まった2023年に、起業した次第です。
矢部 さまざまな困難を乗り越えられ、ご自身を奮い立たせてこられた茂原さんがコーチングをしてくださるというのは、説得力が違うと思います。そんな茂原さんのポリシーをお聞かせください。
茂原 私が大切にしているのは、一般的には線引きされることが多い「コーチング」と「カウンセリング」を分けないということです。両者は専門的に見れば違うものですが、クライアントは自分に必要なのがコーチングなのかカウンセリングなのかわかりません。それでも自分の現状を何とかして未来を変えるためにご相談してくださるのですから、こちらで線引きするのではなく、クライアントの目線に立って、その方に寄り添ったサポートをすることが大事なんです。
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