注目企業インタビュー
スペシャリスト
「恩返し」から始まった行政書士事務所
入管手続きから生活面まで幅広く支援
BAGUS行政書士事務所
代表行政書士 有我 昭一
PROFILE
海外旅行中、現地の人の親切に触れたことがきっかけで、定年退職後、日本語教師として働くようになる。生徒たちがビザ申請で苦労している姿を見て、行政書士の資格を取得し、独立。入管関連手続きの他、関東陸運局への各種申請や補助金申請のサポートなども行っている。
COMPANY DATA
BAGUS行政書士事務所
- 住所
- 〒103-0024
東京都中央区日本橋小舟町8-13
天翔日本橋ビル 4F - URL
- https://bagus-gyosei.com/
嶋 有我代表は以前、消防官として働かれていたそうですね。行政書士へと転身されるまでにはどのような経緯があったのでしょうか?
有我 消防官として働いていたある時、タイのプーケットに旅行に行ったんです。深夜に空港に到着した後、事前に予約していたホテルに向かったら、なんとホテルがつぶれてなくなっていたんです。他の宿も満室、スマートフォンの充電も少なくなり途方に暮れていた時、あるホテルのオーナーが知り合いのホテルを紹介してくれました。結果的には、そのホテルの最上階にあるスイートルームに格安で宿泊できたんですよ。
嶋 それはすごいお話ですね!海外で不安な気持ちでいる時、現地の方の優しさは心に染みますよね。
有我 そうなんです。その経験から、今度は自分が日本にいる外国人の方々のためにできることをしようと、定年退職後は日本語教師として働きました。そこで接する生徒たちの多くは、ビザ申請などの手続きに大変苦労していたんです。彼らをサポートしたいという思いで、行政書士の資格を取りました。
嶋 なるほど。では、有我代表はビザ申請のサポートをされているのですね?
有我 その通りです。当事務所のメインの業務は、ビザ申請や在留資格の取得、永住権や帰化申請など、入管に関する幅広い手続きをサポートすることです。入管・行政に関する手続きは煩雑ですから、外国人の方々は非常に不安だと思います。そのお気持ちに寄り添い、難しい用語・仕組みをわかりやすく説明することを心がけているんです。
嶋 それは日本語教師としてのご経験が大いに生きることでしょう。「BAGUS行政書士事務所」さんの特長について、さらに教えていただけますか?
有我 当事務所では行政書士業務に加えて、外国人の方々の生活サポートも行っています。空港への出迎えや、不動産会社・銀行・スマホキャリアなど各種窓口への同行、仕事探しのお手伝いなど、外国人の方々が日本で安心して暮らしていけるよう生活の土台の部分からサポートさせていただいているんです。私の胸には、先ほどお話しした、タイでの思い出が強烈に残っているんです。とにかく、その恩返しをしたいという思いで、精いっぱいこの仕事に取り組んでいます。
嶋 素晴らしいと思います。その有我代表の熱い思いは、相談者の方々にも必ずや伝わることでしょう。今後についてはいかがでしょうか?
有我 これからご依頼が増えると、生活のサポートをするスタッフを新たに雇用する必要があると思っています。スタッフの協力を得て、外国人の方々にきめ細やかな生活支援を提供しつつ、私自身は行政書士としての役割に専念することで、より一層外国人の方々を力強く支えていきたいと思います。
GUEST COMMENT
嶋 大輔
「海外で現地の方々に助けてもらった恩返しをしたい」という思いで日本語教師になり、行政書士としてのお仕事を始められた有我代表。「外国人の方々の助けになりたい」という純粋でひたむきな情熱が、お話からひしひしと伝わってきました。これからもその思いを貫き、外国人の方々を支えて差し上げてください!