注目企業インタビュー
スペシャリスト
ビジネス・生活面から在留外国人を支援
デジタル集客支援で地域活性化にも貢献
株式会社 TRIWIN
代表取締役 伊藤 飛雄
PROFILE
岐阜県出身。中学から高校にかけて陸上に打ち込み、全国大会に出場する。東京の大学に進学後、ボランティア活動を通じて、外国人のビザ申請を手がける行政書士と知り合い、同氏の行政書士事務所で補助者として働くようになる。2024年3月に(株)TRIWINを設立。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒509-5401
岐阜県土岐市駄知町2279-1 3F - URL
- https://triwin-jpn.com/hp/
矢部 日本で事業を始めたい外国人の方々や、日本企業で働く外国人の方々をビジネス面・生活面の両方からサポートしていらっしゃる伊藤社長。まずはこれまでの歩みからおうかがいできますか?
伊藤 私は大学時代、ボランティア活動を通じてある行政書士の方と親しくなったんです。外国人のビザ申請に携わっていらっしゃって、その方がスリランカ、シンガポール、タイなどアジア各国の日本語学校を訪れる際には同行させていただいたこともありました。大学卒業後は、その方の行政書士事務所で補助者として働いたんです。その経験が今の仕事の基盤となっていますね。
矢部 なるほど。それにしても、日本で事業を立ちあげたい外国人の方々の支援、というのは時代に即していますよね。
伊藤 そうですね。外国人の方々が日本で働くためにはビザの取得が必要です。また、事業を興すためには、日本人と同様、会社設立の登記申請を行わなければなりません。当社では、事業を立ち上げるための手段や必要な手続きについて、基本的な部分から丁寧にご説明いたします。また、ビザ申請や登記手続きはもちろん、市場調査、事業計画の策定、物件の確保など、会社設立に必要な全ての工程を一括してサポートしているんです。
矢部 外国人の方が日本で事業を立ち上げるのはハードルが高いでしょうから、伊藤社長の存在は心強いと思います。そして、生活面の支援も提供していらっしゃる、と。
伊藤 ええ。翻訳や通訳、予約代行や事務手続きの代行など、幅広いサポートをご提供しています。例えば、郵送物の翻訳や歯科の予約など、細やかな部分までお手伝いしているんです。事務手続きに関しては、ビジネス面・生活面共に必要に応じて行政書士・司法書士・税理士の方々におつなぎいたしますので、何でもお気軽にご相談いただきたいですね。
矢部 その事業に加えて、地域の飲食店・小売店に対するデジタルマーケティング支援もされているとか。
伊藤 はい。現状の課題分析、集客戦略の立案から写真撮影・動画編集、ホームページの制作、SNSの投稿代行まで、必要に応じてサポートさせていただきます。この事業を通じて、地域活性化のお手伝いができればと考えているんです。私は普段から外国人の方々と接しています。ですから、外国人観光客の方向けの情報発信方法についてもアドバイスさせていただけますよ。
矢部 それは伊藤社長ならではの強みですね!今後についてはいかがですか?
伊藤 今後は特定技能制度で外国人人材を受け入れたい企業と、日本で働きたい外国人の方々との仲介をする事業にも取り組んでいくつもりです。これからも社名に込めた「三方よし」の精神を大事にしながら、より多くの方のお役に立てるよう事業を発展させていきます。
GUEST COMMENT
矢部 美穂
学生時代からずっと「人を喜ばせたい」という気持ちで活動されてきたという伊藤社長。その思いは、日本で働く外国人の方々へのサポートや、地域の飲食店・小売店へのデジタルマーケティング支援にも根付いています。人や社会の役に立とうと全力を尽くす社長のご活躍を、私も心から応援しています!