PROFILE

東京都府中市出身。28歳。建築業の職人が多い家系に生まれ、幼い頃から大工仕事を手伝い、その魅力に引き込まれる。父の会社で修業を積んだ後、社長になるという目標を実現するべく、2023年10月、東京都日野市にて（同）渡辺工務店を創業した。

COMPANY DATA

嶋　東京都日野市に根を張り、地域密着型で事業を手がけているという（同）渡辺工務店さん。まずは、渡辺代表のこれまでの歩みをお聞かせください。

渡辺　私の父や叔父は建築関係の仕事をしていて、私も子どもの頃から、自然と職人の道を志すようになりました。そこで父の会社で修業を積んだ後に独立を決め、2023年10月に当社を創業したんです。父の会社を継ぐという道もありましたが、「既存の商品を提供するわけではなく、1から作品をつくり上げる職人の仕事」だからこそ、自分の力だけで挑戦したいという思いが強くなったんですよ。現在は個人宅やテナント物件を中心に、リフォーム・外壁塗装・屋根工事・防水工事など幅広く手がけています。

嶋　お仕事に対する信念が、渡辺代表を独立へと駆り立てたのですね。職人としてのこだわりについても、ぜひおうかがいしたいです。

渡辺　お客様一人ひとりに寄り添い、安心していただけるような信頼関係を築くことです。屋根のようなお客様の目に見えない現場も多いですが、私たちはそうした部分も決して手を抜きません。また、お客様には細かい工事内容をその都度わかりやすくご説明しています。施工中の写真もお見せして当日の現場の詳細をお伝えするなど、お客様と二人三脚で工事を進め、つくり上げていく意識を大切にしているんです。たくさんの業者が存在する中で当社を選んでいただけた――だからこそ、私たちも誠実にお客様と向き合い、どのような些細なご相談にもしっかりと対応したいんですよ。

嶋　それは素晴らしい。従業員の方々とも、そうした渡辺代表の思いは共有されているのでしょうか？

渡辺　ええ。私の理念は、従業員と共に現場で汗を流しながら、全員にしっかりと伝えています。そうして最後まで工事に責任を持ち、自身の思いを込めて完成させた現場をお客様にお見せした際に、「ありがとう」の一言をいただけることが、大きなやりがいになっていますね。

嶋　誰よりもお客さんの幸せを考え、地に足を付けて仕事に取り組み一歩ずつ前進する。渡辺代表のぶれない姿勢に感動しました。お客様もスタッフさんも、本当に心強いと思いますよ！今後の展望についてはいかがですか？

渡辺　一番の目標は、私と共に歩んでくれる従業員の皆に幸せになってもらうこと。私だけがもうけるのではなく、付いてきてくれる仲間たちのための会社を、皆で一生懸命つくり上げていきたいんです。それを実現するためにも、当社は、働く皆の人間性をお客様に知っていただき、信用を積み重ねてまいります。その点には、絶対の自信があるんです。人間性と信用の力でさらに他社と差別化を図り、満足していただくことを私はお客様にお約束します。これからも、より良く、丁寧な仕事を突き詰めてまいります。

GUEST COMMENT

嶋 大輔

地に足を付け、実直かつ丁寧な施工でお客さんの信頼を勝ち取る渡辺代表は、本当に素晴らしい職人だと思います。仕事に対する心構えや誠実な思いがあるからこそ、仲間にも恵まれているのでしょう。ぜひ、この勢いで事業を拡大し、地元の暮らしに貢献していってください。私も応援しています！