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注目企業インタビュー

日本初の事業を打ち出し躍進を続ける<br />
「行動改革」と「仕組みづくり」の専門家<br />

スペシャリスト

日本初の事業を打ち出し躍進を続ける
「行動改革」と「仕組みづくり」の専門家

エイケイブリッジ
代表 下野 高

PROFILE

日本初の民間動物園を経営する家系に生まれる。学業修了後は大手鉄鋼会社に入社し、開発・営業に携わる。業界20年以上の経験をもって、「エイケイブリッジ」として独立。起業前に学んだコーチング技術を基盤に、経営・建設コンサルティング事業を展開する。

COMPANY DATA

エイケイブリッジ

住所
〒060-0061
北海道札幌市中央区南1条西2-18
IKEUCHI GATE 4F
URL
https://ak-b.jp/


 

石黒 経営コンサルティングと建設コンサルティングという2軸で事業を展開されている「エイケイブリッジ」の下野代表。専門性の高い2つのコンサルティングを一手に引き受けていらっしゃるのは珍しいと思います。今のスタイルに至った経緯からお聞かせいただけますか?

下野 私はかつて大手鉄鋼会社に勤め、開発・営業に20年以上携わってきました。建設業界に対する知見はすでに持っていたのですが、独立するなら他のスキルも身につけたいと考え、コーチングについても勉強したんです。今はコーチングと脳科学を掛け合わせた「シン・戦略会議TM」という手法をご提案しています。

石黒 それは非常に興味深いです。一般的な経営戦略会議とは、どういったところが異なるのでしょうか?

下野 会議とは新しいことを生み出す場であるはずなのに、日本における会議の95%は情報交換で終わっています。そこを変えるために、たった3つの超簡単な仕組みを導入します。①参加者がその気になる仕組み、②質問文に変える仕組み、③書いてから発表する仕組み、です。とっても簡単な仕組みなんですよ。たったこれだけで、劇的に会議が変わります。

石黒 なるほど、会議の内容より、やり方にメスを入れていくのですね。

下野 はい。最初は戸惑いを感じる方もいらっしゃいますが、慣れてくると会議の生産性がどんどん上がっていき、どんなレベルの高い課題に対しても解決策が導き出せるようになっていきますよ。

石黒 素晴らしいですね!他にも、建設エンジニアのフリーランス同盟という仕組みを展開されていらっしゃるとか。

下野 技術者として高い能力を持ちながらも、なかなか大きな仕事に恵まれないフリーランスの方々を集め、大手企業からの案件ごとにチームを組み、仕事・給与を配分する「ジョブ型」の仕事を実現させています。こちらは日本では初めての取り組みなんですよ。

石黒 案件単位でチームを組むシステムは、雇用主側にとってもフリーランスの方にとってもメリットがありそうです。

下野 おっしゃる通りで、会社は固定費を削減でき、技術者の方々にはそのぶんを給与として還元できるため、圧倒的にコストパフォーマンスが良いんです。

石黒 下野代表はこれまで社会になかった画期的な取り組みをされていて、今後が非常に楽しみですね!

下野 ありがとうございます。次は、「6秒で思い付いたことと1日かけて考えたことはほとんど同じ」という理論に基づき、さまざまな仕事・事業をスピーディに回す「シックスセカンドコミュニティ」をつくりたいと考えています。そうした活動を通じて日本の経済を元気にしながら、これからも「挑戦と行動」という私の理念に沿った活動を続け、多くの若者たちにかっこいい大人の背中を見せられたら理想的ですね。

 

GUEST COMMENT

石黒 彩

一般的な経営コンサルティングとは一線を画すようなおもしろい仕組みを展開されている「エイケイブリッジ」さん。私も子育てをしていて、子どもは思った以上に大人の姿を見ていると日々痛感しているだけに、下野代表の「若者にかっこいい背中を見せたい」というお話には共感できました。期待しています!

 
 

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