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注目企業インタビュー

一つひとつの品物を丁寧に扱う遺品整理
遺族の気持ちに寄り添い、誠実にサポート

 
石黒 資格を持っていらっしゃる方に対応していただけるとお客さんも安心だと思います。尾﨑代表が考える御社の強みについても教えていただけますか?

尾﨑 当社の強みは加藤の存在です。加藤には、お客様の心をほぐす柔和さや明るさがあるんです。それに加藤は、結婚や子育て、ご両親の遺品整理も経験しています。ですから、ご遺族様の気持ちが理解できるんです。本当の意味でご遺族様に寄り添ったサービスをご提供できることが、当社の絶対的な強みですね。

加藤 基本的に、お打ち合わせ・お見積もりから、遺品整理後の居室の確認まで、すべて私が現場に立ち会わせていただきますので、ご遺族の方々にはご安心いただけると思います。事情があり私が現場に出向けない際には必ずご連絡するなど、常にコミュニケーションを取るようにしているんです。遺品整理が終わった後に、ご遺族様のほっとした表情を見ると、「この仕事をやっていて良かった」と心から思います。

石黒 客観的に見たら価値がないように見えるものでも、ご本人やそのご家族にとってはとても大事な宝物だということがありますよね。遺品整理は遺族の心に残る大事なものなので、加藤さんのような方にサポートしていただけたらご家族の方も嬉しいと思います。

加藤 そう言っていただけると嬉しいですね。現場に入った時には、大事だと感じたものはすべて取っておき、最終的にご家族様に判断してもらうようにしているんです。「いらないだろう」ではなく、「いるかもしれない」という姿勢で、慎重に整理させていただいています。

石黒 素晴らしいと思います。尾﨑代表はどんな点にやりがいを感じますか?

尾﨑 最後にお客様から「ありがとうございました」「『ライフ・サポート尾﨑』さんに頼んでよかったです」と感謝の言葉をいただくと、ご遺族の方々のお役に立つことができたと感じ、非常に嬉しくなりますね。お客様のお役に立てるのも、共に頑張ってくれている加藤やスタッフのおかげだと思っています。
 

人々の生活や人生を支え続ける

石黒 加藤さんと補い合って、良い相乗効果が生まれていますよね。今後の展望についてはいかがですか?

尾﨑 今は私を含めて5人体制ですが、2030年にはスタッフを10名まで増やしたいと考えています。私たちの思いをスタッフと共有しながら、徐々に会社を大きくしていきたいですね。そしてゆくゆくは、災害支援や福祉事業といった形でも社会に貢献できればと考えています。

石黒 いろいろな形で人々の生活や人生を支えていきたい、と。加藤さんも同じ思いですか?

加藤 もちろんです。時には共に泣き、時には温かな思い出に共に微笑みながら遺品整理をすることで、ご遺族様をサポートするのが私の使命だと思っています。2018年に北海道で震災があった時には周囲の方々に助けていただきました。この仕事を通じてその恩返しをしていきたいと思っています。
 

GUEST COMMENT

石黒 彩

故人が残した品々は、遺族にとって思い出となる大切なもの。ですから、遺品整理は心残りのないようにすることが大切です。遺族の気持ちに寄り添い、遺品を丁寧に扱ってくださる尾﨑代表と加藤さんは、遺族の方々にとって、とても心強い存在だと思います。これからもお二人の強力なコンビネーションで、お客さんの人生や生活を支えて差し上げてください!

 
 

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