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Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

どんな依頼も断らず顧客に寄り添い
軽貨物運送から不動産まで事業を拡大

 
石黒 それは運送、建設、不動産など業種にかかわらず、一貫してこだわっていらっしゃるのでしょうか?

小林 おっしゃるとおりです。例えば、トラックに余裕がなくても、お客様はその時に届けてほしいから声をかけてくださるものです。解体工事においても、すぐに建物を壊したくて相談してくださるのだから、私たちはできる理由を考え抜いて実行に移します。それは利益が欲しいからではありません。お客様の最後の頼みの綱として、当社の役割を果たすためなんです。

石黒 期待に応えるサービスを提供するには、大勢の方の協力も欠かせませんね。

小林 もちろんです。私は独立前に勤めた会社の社長さんなど、多くの方々にたくさんのことを教えられ、助けていただきました。そのため、私もすべての方の思いに寄り添って行動しているんです。自分が誰かを助けるからこそ、ピンチの時には誰かが助けてくれるもの――そうしたお互いに寄り添う気持ちが大切だと思っています。
 

人の生活全般の悩みを解決できる会社に

石黒 小林社長は、どうしてそこまで頑張ることができるのでしょうか?

小林 私は子どもの頃からトラックが大好きで、運送会社の社長になることを将来の夢に掲げ、一心不乱に突き進んできたんです。また、私には妻と5人の子どもがいるのですが、食べるのに苦労した時期には皆が支えてくれました。付いて来てくれる仲間や家族のためにも、私は「『こういう社長の下で働きたい』と言われる男になろう。かっこいい父親として、息子に継いでもらえる大きな会社を持とう」と決めているんです。

石黒 小林社長の前途洋々たる未来がとても楽しみです!今後は、どのようなビジョンを思い描かれていますか?

小林 特に運送事業に関してはさらに注力し、日本全国に拡大していくことを最終目標にしています。また、不用品回収事業もますます拡大して、いずれは産業廃棄物の中間処理施設の建設にも取り組めたら嬉しいです。そしてこれからも不動産から軽貨物運送まで、お客様の生活全般の困りごとを解決できるような会社を目指して挑戦を続けてまいります。そして「(株)北海道総合にできないことはない」と言われる会社をつくれたら幸せです。
 

GUEST COMMENT

石黒 彩

「頼まれごとはなんでも実現し、人の助けになりたい」と口にするのは簡単ですが、実行に移すのはとても難しいことです。類いまれなる行動力で一つひとつ難題をクリアする小林社長の情熱と存在感に、私は圧倒されました。周囲の人への優しさがあるからこそ、皆が社長に厚い信頼を寄せているのでしょう。今後もお客さんの期待に応えてさらに事業を拡大してください!

 
 

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