注目企業インタビュー
IT
顧客や従業員との信頼関係を大切に育み
IT活用で日本一流のシステム開発を目指す
株式会社 ネグゼス
代表取締役社長 森山 雄志
取締役副社長 王 連生
PROFILE
代表取締役社長 森山 雄志
中国・天津市出身。薬剤師になるも、新たな挑戦をするべく2002年に来日。日本語学校と大学で学び、卒業後は物流企業で営業職に従事する。やがてIT企業に転職した後、同じ志を持つ同僚の王連生氏と(株)ネグゼスを立ち上げた。
取締役副社長 王 連生
中国出身。大学卒業後、日本と中国の架け橋になるべく2004年に来日する。IT企業に就職し、ソフトウェア開発に従事。2013年の易創(株)の立ち上げを経て、同僚の森山雄志氏と意気投合し、2020年6月に(株)ネグゼスを設立した。
COMPANY DATA
株式会社 ネグゼス
- 住所
- [東京本社]
〒 104-0045
東京都中央区築地2-1-16
STRADA GINZA EAST 5F
[大阪支社]
〒 550-0003
大阪市西区京町堀1-8-33
京町堀スクエアビル 9F - URL
- https://kknexes.co.jp/
中国出身の森山雄志社長と王連生副社長が率いる(株)ネグゼスは、創業からわずか4年で大手企業との取り引きを次々に拡大。顧客や従業員、すべての人がWin-Winになるよう信頼を積み重ね、日進月歩で進化を遂げる2人の熱い思いに、女優の吉井怜さんが迫った。
中国から来日しシステム開発で成長
吉井 システム開発に注力しているという(株)ネグゼスさん。今回は森山社長と王副社長にお話をうかがいます。まずは、お二人のご経歴を教えてください。
森山 中国・天津市で生まれ育った私は、薬剤師になりました。しかし、このまま安定するよりチャレンジする道を進みたいという思いから2002年に来日し、日本語学校と大学で勉学に励んだんです。卒業後は物流企業への就職を経て、営業職に転身しました。そして経験を積み重ねてIT企業に移り、技術のことがままならないながらも、必死に勉強して日々を過ごす中で、技術部門の社員で同じ日に入社していた王と出会ったんです。
王 私も森山と同じ中国出身で、ITを通じて日本と中国の架け橋になろうと決意し、大学卒業後の2004年に来日しました。それからは、携帯電話のソフトウェア開発や自動車関係のシステム開発に携わり、常に技術と知識を磨いてきたんです。やがて同じ志を持つ森山と意気投合し、力を合わせて新しい事業に挑戦をするべく、2020年6月に当社を設立しました。現在は大阪と中国の天津にも支社を構え、金融・保険関連や自動車関連のシステム開発、Web・スマホアプリの開発、AIを活用した自社製品の開発・販売など、多種多様な分野のソリューションを展開しています。
吉井 創業4年とは思えないほど(株)ネグゼスさんの事業は拡大しているようですね。まさに思いの通じ合うお二人だからこその躍進だと感じます。
森山 ありがたいことに当社は順調に業績を伸ばしていて、誰もが知る金融機関や総合電機メーカー、自動車メーカーなどの大手企業とも取り引きをさせていただく機会が増えました。それもすべて、お客様の優しさと、常に最先端の技術を追い求める従業員のおかげなんです。
顧客・従業員と固い信頼関係を築く
吉井 御社の強みは、特にどんな点にあるとお考えですか?
森山 やはり一番は、当社の財産である従業員に恵まれていることです。私たちは採用を決める際に、その人の人柄を深く見極めていきます。その姿勢を一貫することで、現時点で退職者を出さずに、皆が同じ理念を抱いて業務と向き合えているんですよ。そして、従業員を大切にしているからこそ、利益ばかりを追い求めるのではなく、何より製品の品質を第一に考え、責任を持ってお客様に提供することができているのだと思います。
王 また、私たちは日々更新され続けるIT技術を吸収し、常に最先端の技術を身に付けています。そのおかげで、お客様のニーズに対し、最も効率の良い点を見定めつつ、高いコストパフォーマンスと品質が実現できるんです。チームワークにも優れていて、まるで家族のようにお互いを支え合い、助け合って業務にあたっているんですよ。
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