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注目企業インタビュー

これまで過ごした「ありがとう」を形に<br />
飼い主の思いに寄り添う訪問ペット火葬<br />

サービス

これまで過ごした「ありがとう」を形に
飼い主の思いに寄り添う訪問ペット火葬

合同会社 Happiness Bell
代表 動物葬祭ディレクター2級 / 人とペットの防災救急士  土谷 幸平

PROFILE

サラリーマンとして別業界で勤務。やがて実家の愛犬を亡くした際に、ペットロスに陥った両親が訪問ペット火葬によって救われるのを見て、動物葬祭ディレクターへの転身を決意する。東京で現場経験を積んだ後に山梨県に帰郷し、2024年に(同)Happiness Bellを創業した。

COMPANY DATA

合同会社 Happiness Bell

住所
〒 400-0064
山梨県甲府市下飯田2-4-33
URL
https://happinessbell.com/


 

 訪問ペット火葬を手がけていらっしゃる(同)Happiness Bellさん。土谷代表は、どんな経緯でこの業界に?

土谷 大きなきっかけは、両親が12年間飼っていたペットを亡くした際に、訪問ペット火葬を行ったことでした。そこで、気持ちの整理がついて救われたような両親の姿を見て、「こんなに感謝していただけて、人の気持ちを支えられる仕事はこれしかない」と強く思い、訪問ペット火葬業への転身を決めたんです。そして東京で経験を積んでから故郷の山梨に戻り、2024年2月から本格的に事業をスタートさせたんですよ。

 実際のご経験を機に、挑戦を決意されたのですね。御社ならではのこだわりについても、ぜひおうかがいしたいです。

土谷 当社の理念は、「最愛のペットへの『ありがとう』を形にすること」。火葬の際には、“3つの旅立ちの準備”として、ペットの体を拭いて清める「体のお清め」、最後の旅立ちに備えてペットの口を潤す「末期の水」、旅立ちを終えたペットの姿を見届けるためにお供えをする「幸福の鈴」という供養をご家族様と一緒に心を込めて行います。

 飼い主さんと同じ目線で、とても丁寧に送り出してくださるのですね。

土谷 最愛のペットを亡くした飼い主様の気持ちに、できる限り寄り添ったサービスをご提供したいんです。そのためにも当社では、四十九日の際の「メモリアルカード」のプレゼントや、ペットロスカウンセラーへの相談など、さまざまなサポートを無料で行っています。気持ちを整理したいというお客様からお電話をいただいて、時にはプライベートでお話をうかがうこともあるんですよ。

 お話から、土谷代表のお仕事に対する誠実さと熱量を感じます。

土谷 私にとってこの仕事は本当にやりたかったことなんです。その他にも、不要になったペット用品を引き取って動物愛護団体に寄付したり、譲渡会の案内をしたりと、幅広い活動に注力しています。

 それは素晴らしい。日々のやりがいも大きいのではないでしょうか?

土谷 そうですね。やはりお客様からいただく感謝のお言葉が、何よりのやりがいです。特に、「ペットが亡くなって悲しい気持ちでしたが、すべてが終わったら温かい気持ちになれました」と言っていただけた際には、例えようのない嬉しさを感じました。今後もここ山梨に根付き、「『Happiness Bell』にお願いするのが一番だ」と多くの方に言っていただける会社を目指して、誠心誠意、最愛のペットの旅立ちをお手伝いしてまいります。
 

GUEST COMMENT

嶋 大輔

常に飼い主さんと同じ目線で考え、愛するペットの旅立ちをサポートしてくださる土谷代表。ご自身が大切なペットを亡くされた経験があるからこそ、ここまで当事者に深く寄り添えるのだと強く思いました。これからもその誠実さを胸に、多くの飼い主さんを支えてください。

 
 

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