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Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

ドローンを用いた電波の可視化技術で
通信インフラの設計や最適化に貢献

 

広範な知識・経験が事業の武器に

ドローンの操縦体験をする宮地さん

宮地 そうだったのですか!私たちも身近な場面で電波技術の恩恵を受けているのですね。

新藤 そうなんです。ただ、電波に関する知識は一般の方々に普及しておらず、不安の種になることもあります。そこで、私が大事にしているのは、現実に起こっている事象の因果関係を目に見える形で表現すること。実際に目で見て納得できれば不安も解消されると思うんです。目に見えないものを可視化することで皆様のお役に立ちたいと思っています。

宮地 経験に裏打ちされた新藤代表の知識には説得力があり、信頼できると感じます。

新藤 ありがとうございます。私もその点には自信があるんです。例えば、携帯電話会社の技術者やシステムエンジニアは当然、自分の専門分野に関しては膨大な知識を持っていますよね。ただ、彼らは自分の専門分野以外のことはわかりませんし、専門分野に関しても、その知識を一般の方々にわかりやすく伝えられるとは限りません。私は電波・通信など今まで関わってきた分野の物事に対して「なぜこうなっているのか」を皆様にわかりやすくお伝えすることができます。それができるまでに積み上げてきた私の広範な知識・経験こそが当社のアドバンテージだと思います。

宮地 新藤代表にはぜひ、一般の方々に電波・通信の知識を広めていただきたいです!それでは最後に、今後の目標をお聞かせください。

新藤 現在さまざまな分野で、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の動きが加速しています。その波はいずれ、電波の世界にもやってくるはずです。技術を先取りして社会に役立てようとする事業者の1人として、今後はそうした発展のプロセスにも積極的に参加していくつもりです。
 

GUEST COMMENT

宮地 真緒

室内でドローンを操縦させてもらったり電波の可視化を実演してもらったりして、得がたい経験にワクワクしました。新藤代表はこちらが思い付きで繰り出したどんな質問にも明確な答えをポンポン返してくださる方で、“電波くん”と自ら名乗っていらっしゃったのにも納得です。これからも電波の可能性を社会に発信していってください!

 
 

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