注目企業インタビュー
サービス
ドローンを用いた電波の可視化技術で
通信インフラの設計や最適化に貢献
AliveUAV 合同会社
代表社員 新藤 豊隆
PROFILE
テレビ・通信に関する専門学校を卒業後、テレビ会社や海外のベンチャー企業で衛星通信関連の業務に携わる。その後、大手電気通信事業者の関連会社、ケーブルテレビ、携帯電話会社でも広く通信技術に関わる仕事を経験。高速道路関連会社では、ETCデータ解析の技術や高速道路に付帯する設備の知識も吸収した。2023年10月、AliveUAV(同)を設立。
COMPANY DATA
AliveUAV 合同会社
- 住所
- 〒191-0065
東京都日野市旭が丘5-18-38 - URL
- https://aliveuav.jp/
AliveUAV(同)は、ドローンを用いて電波を可視化する専門企業。同社は最新の技術を駆使して電波環境調査や通信基地局設置のための事前調査などに貢献している。豊富な知識と行動力で新事業の発展に突き進む新藤豊隆代表に、女優の宮地真緒さんがインタビューした。
衛星・通信・高速道路関連企業を経て独立
宮地 AliveUAV(同)さんは、ドローンを使用した電波可視化の専門会社だとうかがいました。
新藤 ええ。スペクトラムアナライザという機器を搭載したドローンを飛ばすことで、特定のエリア内の電波を可視化しています。この技術は、通信インフラの設計や最適化だけではなく、通信基地局の最適な設置場所の特定にも役立つんです。
宮地 今までに聞いたことがない技術で驚いています。新藤代表は今の会社をスタートするまでにどんなキャリアを歩んでこられたのですか?
新藤 学生時代から衛星通信事業に憧れがあったんです。初めはビジネス関連の衛星放送を行うテレビ会社に入ってマスター業務や衛星チューナーの開発などを経験しました。その後、日本国内の通信事業への参入を目指す海外のベンチャー企業から、無線の資格を持っているということで、声をかけていただいたんです。その会社では、地球局建設から試験放送、本放送まですべての工程に責任者として携わりました。