注目企業インタビュー
卸・販売
住宅街にある予約制のプライベート空間が魅力!
「誠実」がモットーの中古ギター専門店
Sincere Guitars(シンシアギターズ)
オーナー 田中 哲也
PROFILE
埼玉県出身。中学時代にギターに興味を持ち、その後、バンド活動に没頭する。専門学校を卒業後、国立大学に入職し事務職員として32年間勤める。定年が迫るにつれて、「自分の好きなことを仕事にしたい」という気持ちが芽生え、2024年2月に中古アコースティックギター専門店「Sincere Guitars(シンシアギターズ)」を立ち上げた。柔和な人柄と、親身な接客が定評を得ている。
COMPANY DATA
Sincere Guitars(シンシアギターズ)
- 住所
- 〒206-0001
東京都多摩市和田746-115 - URL
- https://sincereguitars.com/
30年の時を経てギターで開業
石黒 ビンテージ・中古アコースティックギター専門店の「Sincere Guitars」さん。田中オーナーは、もともとギターがお好きだったんですか?
田中 はい。中学生の頃にギターに興味を持ってギター教室に通い、クラシックギターを習っていました。高校生ではバンドを組んで『ザ・ブルーハーツ』のコピーバンドをしていたんです。
石黒 ギターの魅力にどんどんはまっていったんですね。その後の展開が気になります。
田中 東京の専門学校に進学するため上京し、卒業後は国立大学の事務職員の仕事に就きました。それから結婚して子どもにも恵まれましてね。その間の約30年は、しばらくギターから離れていたんです。
石黒 では、どのようなきっかけで再び音楽の世界へ戻ってこられたのでしょうか?
田中 子育てがひと段落して、自分の人生を見つめ直すようになったんです。そんなあるとき、ギター専門店にふらっと立ち寄りギターを手にして、自分が本当に好きなことがギターだと気が付きました。
石黒 素敵なエピソードです。好きなものは歳を重ねても変わらないんですね。
田中 ええ。30年以上職員の仕事をしてきた私は、このまま定年まで働き続けることに葛藤を感じていました。それで、「後悔のない人生にしたい」と決意して、2024年2月に「Sincere Guitars」をオープンした次第です。
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