注目企業インタビュー
教育・スクール
生徒に寄り添い進むべき道へと導く
空手を通じ人間として成長できる団体
秀優武塾
最高指導者 中川 俊之
PROFILE
兵庫県出身。44歳。学生時代からサッカーに打ち込み社会人リーグまでプレー。結婚し娘が生まれたことをきっかけに30歳で実践空手道場に入門し、数多くの大会で実績を残し支部を任せられるようになる。2021年に「秀優武塾」を創設。会社員として働きながら空手の指導や体験学習の機会を通じ、相手の気持ちが理解でき、経験豊かな人間教育に尽力している。
COMPANY DATA
秀優武塾
- 住所
- 〒6751331
兵庫県小野市神明町240 - URL
- https://www.syu-yu-bujuku.com/
30歳で直接打撃ありの実践空手道場に入門し、厳しい修練を経た中川氏が、兵庫県小野市に立ち上げた「秀優武塾」。攻撃より守りを重視、強さと思いやりを兼ね備えた人間を育てる――独自の理念を掲げ生徒たちを導く同氏の空手道に、元プロサッカー選手で指導者でもある小倉隆史さんが呼応するインタビュー。
娘を守るため30歳で空手道場に入門
小倉 空手道場「秀優武塾」を主宰する中川代表。まずは空手との出合いを教えてください。
中川 学生時代からサッカーに打ち込んだ私は、就職後も社会人1部リーグのチームでプレーしてきました。しかし、結婚し娘が生まれたことで「私が危険から守らなければ」と決意し、30歳で地元の空手道場に入門したんです。その後はスタートの遅れを取り戻すため懸命に稽古に励み、さまざまな大会で結果を残しました。また、娘も4歳で同じ道場に入門しましてね。現在は当団体の指導員を務めてくれているんですよ。
小倉 実は私の娘が今ちょうど4歳で、「大切な娘を守るために強くなりたい」という中川代表のお気持ちは手に取るようにわかります。とはいえ、空手とサッカーは同じスポーツでも大違い。きっと苦労されたことも多かったでしょう。
中川 ええ、特に私が学んだのは相手に直接打撃を打ち込む実践空手でしたから、最初のうちは痛くて仕方ありませんでした。でも、稽古を続けるうちに慣れていきましたね。
小倉 その後、ご自身の道場を創設したのはいつ頃なのでしょう。
中川 前の道場で支部長を務めるなど様々な活動を広げてきた私は、2021年に独立して「秀優武塾」を立ち上げました。現在は会社勤務を続けながら、週に一度、金曜日の夜7時半から9時まで、小野市神明町の公民館をお借りして空手の指導を行っているんです。
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