PROFILE

学業修了後、20歳で建設業界に飛び込み工務店の職人として現場で働く。その後、デザインを得意とする内装会社に転職。同社の取締役として腕を振るいながら2022年に（同）空間工務店を設立し、住宅や店舗の新築・リフォームを手がけている。デザイン性の高い設計にも対応できる点が強み。左官などの仕上げ工程を専門とする会社も経営している。

COMPANY DATA

店舗や住宅の新築・リフォーム工事を手がける（同）空間工務店。同社を率いる鈴木尊代表は、第一線で活躍する建築家やデザイナーと協働し、デザイン性の高い建築物をつくり上げてきた。若くして豊富な実績を持つ同氏の情熱にタレントの嶋大輔さんが迫るインタビュー。

デザイン性の高い建築物を手がける

嶋　（同）空間工務店を含め3つの会社の経営に関わっていらっしゃるという鈴木代表。まずは、現在までの歩みを教えていただけますか？

鈴木　私が建設業界に飛び込んだのは20歳の時です。就職先は工務店で、現場にも出ていました。その後、スタイリッシュな空間デザインを得意とする内装会社に転職したんです。その会社でデザインに関するスキルを身に付け、2022年に当社を設立しました。ただ、現在も古巣の内装会社の取締役を務めています。また、並行して左官など仕上げの工程を手がける会社も経営しているんです。

嶋　幅広いお仕事に携わられているのですね。では改めて（同）空間工務店さんの事業内容についてお教えください。

鈴木　当社は住宅・別荘から飲食店などの店舗まで多彩な建物の新築・リフォーム工事を手がけています。私はこれまでのキャリアで、業界の第一線で活躍されている建築家の方々が考案されたデザイン性の高い設計を形にしてきました。ですから当社では、凝ったデザインの建築物の施工にも対応できるんです。それが当社の最大の強みだと思っています。

嶋　先ほど、鈴木代表が過去に携わられた建築物が紹介されている雑誌の記事をいくつか拝見しましたが、本当に素敵な建物ばかりでした。特に千葉県にあるという一軒家は木とコンクリートを基調としたモダンな空間で、とてもおしゃれですよね。素晴らしいです。

鈴木　そうおっしゃっていただけると大変ありがたいです。私はこれまで鋭い感性を持ったクリエイターの方々と協働してさまざまな建築空間をつくり上げてきました。過去には、著名な建築家の方が代表を務める建築設計事務所さんと連携して、中国地方にある築50年の5階建てのビルを改修し、オフィス、飲食店、ギャラリー、サウナ施設などが集う複合施設に生まれ変わらせたんです。また、とある著名人の別荘を手がけたこともあります。その時は完成パーティにも参加させていただいて、とても嬉しかったですね。