注目企業インタビュー
建設
従業員を大切に、働きやすい職場を
土木工事一式を手がける建設のプロ
株式会社 三友建設
代表取締役 石瀬 靖彦
PROFILE
富山県出身。19歳の頃に埼玉県に移住して以来、30年以上にわたって土木建設会社に勤める。2023年に独立し、(株)三友建設を設立。現在は高い技術力と丁寧な工事をモットーに掲げ、埼玉県を中心に、土木工事一式や道路舗装工事など幅広い種類の現場を手がけている。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 340-0051
埼玉県草加市長栄3-36-17 - URL
- https://mitomo-kensetsu.com/
宍戸 関東圏を中心に土木工事一式を手がけていらっしゃるという(株)三友建設さん。石瀬社長は、もう長くこの業界にいらっしゃるのですか?
石瀬 ええ。私は19歳の時に、地元の富山県から埼玉県に移住して、32年間同じ会社で建設業に携わっていました。その会社では、作業員、現場監督と経験を積んだ後、役職のある管理部門まで任せていただいたんです。しかし、働く中で、次第に「もっと従業員が働きやすい職場をつくりたい」という思いを強く抱くようになっていきました。やがて妻の後押しもあり、2023年に独立を決意したんです。また、独立を決めた際に、2人の仲間が前職から付いてきてくれたというのも大きな支えになりました。
宍戸 それだけ、石瀬社長を慕う方が多くいらっしゃるのだと感じました。それでは、あらためて(株)三友建設さんの事業内容について教えてください。
石瀬 当社では、土木工事一式をはじめ、道路舗装工事や外構構造物工事など、幅広い種類の現場をお任せいただいています。これまで培ってきた30年以上の経験を生かし、高い技術力とスピード感で一つひとつの作業を丁寧に行うことを徹底しているんです。協力会社さんなどとの横のつながりを大切にしつつ、急な変更にも臨機応変に対応することができるんですよ。土木工事のことであれば、基本的に何でもご相談していただける体制を整えています。
宍戸 石瀬社長のようなベテランで、真面目に現場に向き合っていただける方であれば、お客さんも安心すると思います。人材育成については、どのようなことを意識されていますか?
石瀬 人を育てるうえで最も大事にしているのは、絶対に否定しないということです。昔の時代のようなやみくもな叱り方はせず、若い世代に寄り添った指導を心がけています。また、頑張った従業員には、必ずそれに見合った給与を支払うことも忘れません。
宍戸 それは素晴らしい。前職からの仲間にも恵まれて、やりがいもひとしおでしょう。
石瀬 ええ。自分が以前に手がけた現場の前を通ると、「ここの工事をしたな」と感慨深い思いがこみ上げてきます。そうしてつくったものが後世に残ることこそ、この仕事の魅力なんです。また、従業員の喜ぶ姿が見られることも大きなやりがいになっていますね。
宍戸 最後に、今後のビジョンについてもぜひおうかがいしたいです。
石瀬 今後も私自身が現場に出続けながら、従業員ファーストを一貫し、従業員が他の人材をどんどん引き連れてくれるような「人が人を呼ぶ会社」にしたいと考えています。ゆくゆくは、技能実習生の受け入れを進めて事業の幅を広げ、フィリピンなど海外での仕事にも挑戦していきたいです。
GUEST COMMENT
宍戸 開
若い人材が不足する現代において、人を育てるというのはとても大変なことだと思います。その中でも従業員の方々を大切にし、働きやすい環境をつくる石瀬社長のもとには、必ず良い人材が集まってくると思いました。今後もその誠実なお人柄で仲間と共に汗を流し、海外進出の目標を実現してください!