注目企業インタビュー
サービス
遺族の思いに寄り添い誠実に対応
唯一無二のセレモニーをつくりあげる
Ending Road
代表 / 葬祭ディレクター 福島 真吾
PROFILE
専門学校卒業後、飲食業を経て家族葬専門の大手葬儀社に就職し、約18年間勤務。その間、自身が遺族として葬儀に関わった経験から、遺族の思いに寄り添った葬儀をかなえたいと考えるようになる。その思いを実現すべく「Ending Road」を創業した。守成クラブ会員。
COMPANY DATA
- 住所
- [本社]
〒061-1124
北海道北広島市稲穂町西2-2-19
[支店]
〒004-0004
北海道札幌市厚別区厚別東4条2-3-1 - URL
- https://0223-endingroad.com/
石黒 YouTubeやTikTokなどのSNSも使い、積極的に情報発信されている「Ending Road」さん。一般的な葬儀屋さんとは一味違う印象を受けますが、まずは福島代表が独立されたきっかけからお聞かせください。
福島 私は独立以前、大手葬儀社に長く勤めていました。その中で、ご遺族様の思いや背景には1つとして同じものはないのにもかかわらず、それに対して型通りの葬儀をすることに違和感を持つようになったんです。そんな折、遺族側の立場で葬儀に関わる機会がありました。その時に、私たち遺族の思いを反映せず、通り一遍の葬儀をマニュアル通りに行う大手葬儀社に対して大きな疑問を感じたんです。「私はこんな仕事をしていたのか」と非常にショックを受けました。
石黒 それを契機に「Ending Road」さんを立ち上げられたというわけですね。
福島 そうなんです。私にとって葬儀という場は、故人様が生を終えるための、そしてご遺族の方々が皆様でそれに向き合うための「セレモニー」です。ご遺族様の思いを反映した唯一無二の葬儀をご提供することが、私の使命だと考えています。「Ending Road」ではお湯灌で納棺師の指導のもとお孫さんにお顔を拭いていただいたり、お嬢様にお母様である故人様のメイクをしていただいたりと、固定観念にとらわれない葬儀をご提供しているんです。
石黒 素晴らしいお取り組みだと思います。お葬式は親族が一堂に会し、故人を一緒に偲ぶことで、親族同士の関係が深まる機会でもあります。そういう意味では、未来につながる場ですよね。
福島 おっしゃる通りです。私は、ご遺族様が故人様を偲ぶよすがとなるような、ご遺族様がその後の人生を生きていく糧になるような葬儀をご提供したいと思っています。そうした理想の葬儀を実現するべく、「Ending Road」では骨覆いを手づくりさせていただいているんです。すべてオーダーメードでおつくりいたしますので、骨覆いに使用する生地は故人様のお好みやお人柄、ご遺族様の思いを反映した色・柄にしていただけるんですよ。
石黒 福島代表の信念を感じるサービスだと思います。そこまで寄り添っていただけるとご遺族も喜ばれるでしょうね。
福島 そうですね。私はお打ち合わせの際、あえてリラックスした雰囲気でご遺族様とお話しさせていただきます。そうすることで距離が縮まり、ご遺族様の思いを細かい部分まで引き出すことができるんですよ。一緒にセレモニーをつくりあげ、その結果として、ご遺族様から感謝していただけると、大きなやりがいを感じるんです。これからも自分の信念を貫き、ご遺族の方々に「本当に良い式だった。『Ending Road』にお願いしてよかった」と思っていただけるような仕事を続けていきます。
GUEST COMMENT
石黒 彩
葬儀に関する正しい情報をより多くの方に届けたいとSNSでの発信にも積極的に取り組まれている福島代表はきっと、新しい考え方で業界を変えていける方。「ご遺族の思いに寄り添った葬儀をつくりあげる」という熱い思いと、お仕事に対する覚悟を持っていらっしゃる代表の今後を、私も応援しています!