注目企業インタビュー
建設
他社に負けないチームワークと若い力で
現場と向き合い建設業界を盛り上げる
株式会社 喜屋武建設
代表取締役 喜屋武 真二
PROFILE
高校時代の夏休みに建設工事の仕事を経験。20歳で建設会社に就職し、鳶・鍛冶・配管工事とさまざまな現場で腕を磨く。5年後の2011年に独立。2019年に(株)喜屋武建設として法人化を果たす。内装工事やイベント事業など、新たな事業にも着手し躍進している。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 210-0834
神奈川県川崎市川崎区大島2-11-8 - URL
- https://kyankensetsu.jp/
八重樫 若くして(株)喜屋武建設を立ち上げられた喜屋武社長。まずは、これまでの歩みを教えてください。
喜屋武 私が建設業界に進んだきっかけは、高校時代の夏休みに先輩の誘いで仕事を手伝ったことでした。そこから、20歳の時に建設会社に入社して腕を磨いたんです。そして、5年後の2011年に独立しました。すると、徐々に同級生や後輩が集まってきて一緒に仕事をするようになり、2019年に当社を設立することができました。これもすべて、幼い頃から良いことも悪いことも共に経験してきた仲間たちがいてくれたからこそだと思っています。現在は、鳶・鍛冶・配管工事を中心に、新築ビルから公共工事、工場、プラントなどさまざまな現場で汗を流しています。
八重樫 事業の幅が広いと、技術を身に付けるのも大変だったことでしょう。
喜屋武 実は勤務していた建設会社では社長に大変お世話になり、さまざまな現場で経験を積む機会をいただけたんです。そのおかげで力が付き、今の私があります。ですから今いる仲間だけでなく、社長にも本当に感謝しています。
八重樫 周囲の方々との関わりを大切にされてきたことが、喜屋武社長のお話からひしひしと伝わってきます。
喜屋武 ありがとうございます。私にとって、スタッフは家族より長い時間を共に過ごす仲間です。仕事中も小まめに連絡を取り合い、各現場の状況を把握して、遅れているチームを助けに行くなどの連携も欠かしません。当社は、チームワークや連携の良さでは他社に絶対に負けないと自負しているんです。
八重樫 何よりも、スタッフとの団結を重視されているのですね。人材育成の面で意識されている点についても、ぜひおうかがいしたいです。
喜屋武 普段から、何より褒めることを大切にしています。感情に任せて怒るのではなく、理由を説明したりアフターケアをしたりと、常に相手を配慮してコミュニケーションを取っていますね。会話の内容についても仕事とプライベートで分けるなど、きちんとメリハリを付けているんですよ。また、皆が年齢を重ねても他の業務に挑戦できるよう、溶接や配管工事などの国家資格取得に向けたサポートもしているんです。そうして仲間と仕事に励み、建物が完成すると、「これは自分たちが建てたんだ」という満足感を得られるんです。
八重樫 今後についてはいかがですか?
喜屋武 新しいスタッフを迎え入れる予定なので、これからは内装工事のような新たな仕事にも着手しようと思っています。それに加え、ここ川崎市ではヒップホップが流行になっていますから、そのご縁でイベント事業にも挑戦する手はずを整えているんです。そのように、若い力と団結力を生かしていろいろな事業に裾野を広げていけたら嬉しいですね。
GUEST COMMENT
八重樫 東
人と人とのつながりを大事にし、信頼できる仲間と力を合わせ建設現場で腕を振るう喜屋武社長は、まるで1つの家庭のような温かさと居心地の良さがある会社を経営していらっしゃいました。豊富なアイデアと見事な行動力で挑戦を続ける社長には目を見張るばかり。さらなるご活躍を楽しみにしています!