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見守りスタッフ駐在のキッズスペースを完備<br />
おやこで楽しめる、街の起点となるカフェ<br />

ライフスタイル

見守りスタッフ駐在のキッズスペースを完備
おやこで楽しめる、街の起点となるカフェ

おやこ cafe BENE
代表 / 店長 水野 勇輝

PROFILE

神奈川県横浜市でコンビニ店長として約10年間勤務。新しい挑戦をしたいという思いから「塩カフェ Rujie(ルジェ)」の経営に携わる。2年間の経験を経て、同店をリニューアルし、2023年10月より、キッズスペースを完備した「おやこcafe BENE(ベーネ)」としてオープン。

COMPANY DATA

おやこ cafe BENE

住所
〒 125-0041
東京都葛飾区東金町1-44-1
金町TVビル1F
URL
https://www.instagram.com/oyako_cafe_bene/


石黒 東京都葛飾区に根付く「おやこcafe BENE」さん。まずは、水野代表のこれまでの歩みをお聞かせください。

水野 私は、以前はコンビニの店長として10年ほど勤めていました。やがて、自分の人生のためにも何か新しいことに挑戦したいという思いが募り、さまざまな業種で仕事を始めたんです。そうしてたくさんの方々と関わる中で、従業員の独立を後押ししてくれるような会社と出合い、「塩カフェ Rujie」というお店の店長兼マネジャーを務めることに。そして約2年の経験を経て、同店をリニューアルするという形で、この「おやこcafe BENE」をオープンしたんです。

石黒 おいしそうなパンや米粉クレープが売られているカフェの横には、素敵なお洋服がずらりと並んでいます。とてもおしゃれな空間が広がっていますね。

水野 ありがとうございます。1階はカフェとアパレルを中心に展開し、2階には見守りスタッフが駐在するキッズスペースを設けています。2階でお子様を遊ばせている間に、洋服やコスメを選んだり、マッサージを受けたりと、親御様が自由な時間を楽しんでいただける空間になっているんですよ。子育てで忙しくなり、自分の時間が取れなくなってしまった親御様をサポートしたいというのが、当店のコンセプトなんです。

石黒 私も子どもが小さい時は、自分のために使える時間があまりなかったので、とても親御さんのためを思ったお店づくりだと思いました。

水野 ありがたいことに当店はリピーターの方や、口コミで来てくださる方も多いんです。店名である「BENE」は、イタリア語で「井戸」という意味なのですが、昔は街をつくる時に水源を中心としていましたよね。そんな街の井戸のように、当店がここ葛飾区の起点となり、地域全体を盛り上げていきたいという思いが込められているんですよ。

石黒 何よりも地域の方々とのつながりを大切にされているのですね。

水野 ええ。例えば一般のお客様から「アイシングクッキー教室をやりたいけど、場所がない」などのご相談をいただいた際には、教室を開くために2階の場所を提供することもあります。また、スタッフに対しても、自分で事業を行う際の知識を学べるような環境を整えているんです。当店が、少しでも多くの人の新しい可能性を引き出す場所になればと思っているんですよ。

石黒 今後についてはいかがですか?

水野 私自身、これまでたくさんの方々に支えられてこのカフェをオープンすることができました。だからこそ、同じように何かに挑戦したり、人生に悩んでいたりしている方がいたら、できる限り救いの手を伸ばしていきたいと思っています。そしてこれからも、スタッフや周囲の方々に、夢と希望を与えられるようなお店をつくっていけたら幸せです。

GUEST COMMENT

石黒 彩

私自身、子どもが小さい時に大変な時期を過ごしていたからこそ、それをサポートしてくださる水野代表の存在がどれだけ大切なのかがわかります。こちらのお店に訪れることで、救われる親御さんも多いのではないでしょうか。これからも、地域の方々を優しく支え、明るく照らすようなお店であり続けてください!

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