注目企業インタビュー
建設
働きやすい職場づくりで業界をリード
住宅から公共工事まで手がける塗装会社
株式会社 サンジュ / 桜島塗装
代表取締役 猿渡 亮二
PROFILE
鹿児島県出身。愛知県の自動車関連会社に就職し、23歳で塗装業に転職。約4年の修業を経て27歳で独立し、2014年に(株)サンジュを設立した。地域の人々との縁を大切に育み、現在は外壁・屋根塗装や防水工事、住宅リフォーム、不動産事業などを手がけている。
COMPANY DATA
桜島塗装
- 住所
- 〒 471-0015
愛知県豊田市上野町4-1-4 - URL
- https://www.sakurajima-tosou.com/
小倉 愛知県豊田市を拠点に事業を展開されている(株)サンジュの「桜島塗装」さん。まずは、猿渡社長のこれまでの歩みをお聞かせください。
猿渡 私は鹿児島生まれで、大手自動車関連の工場に就職したご縁で愛知県にやって来ました。しかし、その仕事は肌に合わず辞めてしまったんです。そして、しばらく安定した生活もままならない期間を過ごす中で、もう一度新しいことに挑戦したいという思いから、23歳で塗装業の仕事を始めました。そこで、仕上がりを見たお客様に直接感謝されるこの仕事に強い魅力を感じたんです。その後、妻の後押しもあり、27歳の時に独立を決意したんですよ。
小倉 未経験からの挑戦ということで、塗装業を始められた当初はご苦労も多かったのでは?
猿渡 ええ。最初は右も左もわからず、とにかく過酷な環境でもがむしゃらに仕事を続けていったんです。仕事場の周辺の方々へのごあいさつを徹底するなどしてご縁を広げ、徐々に仕事ぶりも評価していただけるようになりました。その後、事業が軌道に乗った2014年のタイミングで法人化を果たした次第です。
小倉 それでは、現在も塗装業を中心に手がけられているのですか?
猿渡 はい。現在もメインの事業は塗装業です。一級建築施工管理技士の資格を取得しているので、ビル・マンションなどの大規模な塗装にも対応しています。一方で個人宅の塗装も継続していて、外壁や屋根の塗り替えや、雨漏り対策まで、住宅周りの幅広い部分に対応しているんです。また、当社では不動産売買にも力を注いでいます。そうして、住まいに関することすべてに携わり、お客様と一生のお付き合いができる会社を目指しているんです。
小倉 建築塗装から防水工事まで、幅広い改修工事に対応していただける他、不動産関係までご相談が可能なのですね。
猿渡 はい。一人ひとりのお客様を大切にしたいからこそ、塗装が完了した後も何か問題が生じたらすぐに対応できるよう、アフターメンテナンスを充実させています。また、従業員の働きやすい環境づくりについても常に意識しているんです。当社では、週休2日制の導入はもちろんのこと、有給もいつでも取れるように配慮しています。従業員が結婚して子どもを安心して育てられる環境が整っているんですよ。
小倉 今後についてはいかがですか?
猿渡 これからは、外装・リフォーム関連の多店舗展開を進め、公共工事も事業規模を拡大していく予定です。それが成功すれば、今度は事業承継に悩まれている建設会社さんを支えられるように、買収をして自社の規模を拡大していきたいと思っています。そのためにも、今できることにどんどん挑戦して、地域の方々に少しでも貢献できたら幸せです。
GUEST COMMENT
小倉隆史
従業員の方々とそのご家族を大切にする猿渡社長の姿勢にとても共感しました。また、新しいものを取り入れる積極性も強く持っていらっしゃり、会社の代表として非常に素晴らしいと感じます。ぜひ、これからもその誠実な思いを胸に、より多くの建設会社さんを支え、地域を盛り上げてください。