注目企業インタビュー
医療・福祉
ホスピタリティの精神で健康寿命を延ばす
リハビリから脳活まで手がける整形外科
名東整形外科からだケアクリニック
院長 渡邉 一貴
PROFILE
名古屋市出身。歯科医の父の影響から医学を志し、愛知医科大学医学部を卒業。その後、整形外科医として母校の付属病院などで約10年の経験を積む。やがて、より多くの人の健康寿命を伸ばすという夢を抱き、2023年に「名東整形外科からだケアクリニック」を開業した。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 465-0028
愛知県名古屋市名東区猪高台1-1023 - URL
- https://www.meito-physical-care.com/
小倉 まずは、渡邉院長のこれまでの歩みをお聞かせください。
渡邉 私は、父が歯科医だったことから自然と医学の道を志すようになりました。そして愛知県医科大学医学部を卒業してからは、整形外科医になることを決意したんです。その後は母校の付属病院などで10年ほど勤務し、主に人工股関節や骨盤骨折などに関する緊急性の高い手術を担当していました。その中で、「整形外科的な観点から、より多くの人の健康寿命を延ばしたい」という強い思いを抱き、2023年に当院を開業したんです。
小倉 初めてこちらの院におうかがいしましたが、医療機関とは思えない内装や外装のデザインに目を見張りました。
渡邉 ありがとうございます。当院のデザインは、患者様ができる限りリラックスしていただけるよう、落ち着いた空間づくりを目指したんです。また、在籍スタッフに関しては、スポーツドクターやヨガ・ピラティスインストラクター、管理栄養士など多彩な分野の専門家を集めています。理学療法士だけでも、5名ほど在籍しているんです。特にリハビリに力を入れつつ、運動・食事・睡眠の指導など、あらゆる面から患者様の人生をサポートすることを大切にしています。
小倉 私も現役時代に膝の靭帯を断裂し、長期間のリハビリをした経験があります。リハビリの重要性は十分理解していますし、人生100年時代と呼ばれる現状を考えても、これから整形外科の役割は大きくなっていくと感じますね。
渡邉 小倉さんのおっしゃる通り、現在日本では、実際の平均寿命と健康寿命との乖離が顕著にあらわれています。年齢を重ねれば、一般の方であっても体が衰え、腰痛などの経年的な変化に悩まされていくものです。そのため、当院では少しでも移動能力が失われない生活習慣の重要性を発信していきたいと思っています。リハビリ治療の他に、認知症予防や姿勢改善、食育など健康維持のための教室を定期的に開いているんですよ。
小倉 それは素晴らしい。患者さんと接するうえで、特に大切にされていることは何ですか?
渡邉 この仕事は、どこまでいっても人対人の世界です。だからこそ、何よりサービス業としてのホスピタリティを大切にしています。そして、喜んでくださった患者様の笑顔に、自分たちも満足できるようなサービスをご提供したいんです。そのためにも当院は、誰でも対等に意見を言い合える環境づくりを行い、チーム一丸で動くことを重視しています。
小倉 最後に、今後のビジョンについてもぜひおうかがいしたいです。
渡邉 私の目標は、地域の健康寿命を延ばすことができたという明確なデータが得られる医療をご提供すること。そのために今後もスタッフや設備をますます充実させ、患者様が精神的にも安定するコミュニティの場であり続けます。
GUEST COMMENT
小倉隆史
健康寿命を延ばすという思いのもと、健康に関する包括的な問題に対応してくださる渡邉院長。地域の方々の交流の場としても、こちらの院はとても重要な存在だと感じました。これからも院長とスタッフの方々とのチームワークで、末永く笑顔で、元気な人生を送る方を増やしていってください!