注目企業インタビュー
IT
「会って、話す」スタイルで顧客の要望を形に
温かみのあるWebサイト制作が信頼を呼ぶ
A-Design
代表 人見 彰
PROFILE
工業系の高等専門学校を卒業し、モノレールのメンテナンス専門会社に就職。その後、建設業界へ転職し、現場監督を務める。店舗工事に携わる中で起業心が芽生えたことから、友人と共にボードゲームカフェを開業し、Webサイト制作を担当する。学生時代から学んでいたプログラミングや写真の技術を生かすうちにサイト制作の楽しさに目覚め、2023年5月に「A-Design」を立ち上げた。
COMPANY DATA
A-Design
- 住所
- 〒130-0022
東京都墨田区江東橋4-13-6 夕月ビル101 - URL
- https://www.a-design.online/
会社や店舗の魅力を伝えるWebサイト制作を手がける「A-Design」。書面でのやり取りをもとにサイト制作をする業者も多い中、同社の人見代表は対面でのコミュニケーションにこだわり、本人の思いが伝わる“生きたサイト”をつくっているという。その唯一無二の理念に、マラソンランナーの千葉真子さんが迫った。
友人との起業でWebサイト制作を開始
千葉 人見代表は、以前はITとは異なる業種でご活躍されていたそうですね。まずはWebサイト制作業で起業されるまでの経緯を教えてください。
人見 私は高専卒業後、モノレールのメンテナンスを専門に手掛ける会社に就職し、4年ほどで建築会社へ転職してからは現場監督の仕事に携わっていました。その中で、店舗立ち上げの施工に立ち会う機会も多く、店舗オーナーの方が生き生きとお仕事をされている姿に少しずつ憧れを抱くようになりましてね。ちょうどその頃、友人が独立を考えていると言うので、「一緒に何かやろう」と声を掛けたところ、ボードゲームカフェを立ち上げることになり、私はWebサイトの制作を担当したんです。
千葉 なるほど。それが、人見代表にとって最初のWebサイト制作のお仕事だったと。
人見 はい。もともと、学生時代にプログラミングをかじっていたこともあり、「ホームページを見て来店した」「とてもいいホームページだね」とお客様からおっしゃっていただくうちに、どんどんやる気が高まっていって。それで、Webサイト制作を本業にしようと決意し、2023年5月に、30歳を迎える自分へのプレゼントとして当社を開業した次第です。