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気軽に通えるフラワーデザインスクール
花を通じて日本の美意識に触れてほしい
D-igante F-leurs(ダイガンテ・フルール)
代表 小林 祐三子
PROFILE
1974年生まれ。華道師範の祖母、書道師範の母、明治元年から続いた実家の料亭の影響で幼い頃から日本文化に親しみ、自身も日本華道古流、青山着物学院着付師範を取得。大学卒業後、モデル業、航空会社への勤務を経て、日本文化教室「daigantei」を設立した。その後、東京都・代官山にフラワーデザインスクール「D-igante F-leurs」をオープン。
COMPANY DATA
D-igante F-leurs(ダイガンテ・フルール)
- 住所
- 〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-17-8
ITO daikanyama 302 - URL
- https://daigante.tokyo/
幼少期から日本文化に触れて育つ
千葉 東京都の代官山にあるフラワーデザインスクール、「D-igante F-leurs」さんにお邪魔しています。たくさんのお花に囲まれた、夢のような空間ですね。小林代表は日本華道古流や着物の着付けに精通されているそうですが、まずはこれまでの歩みからお教えいただけますか?
小林 私は華道師範の祖母、書道師範の母、料亭を営んでいた父の影響で、幼い頃から日本文化に親しんでいたんです。大学卒業後はモデル業、航空会社での勤務を経て、2008年から母が書道、私が着付けと華道を教える日本文化教室「daigantei」を始めました。その後、パリスタイルのフラワーアレンジメントとの出会いにより、その世界観に魅了されていきました。そして代官山に当スクールをオープンしたという次第です。
千葉 どのような思いで「D-igante F-leurs」さんをオープンされたのですか?
小林 私が子どもの頃から触れてきた華道や茶道などの日本文化には、他者への礼儀や心遣いを起源とした立ち居振る舞い、女性らしい所作が多く散りばめられています。ですから、日本文化に接することで自然と、人として、女性としての品性が磨かれていくんです。花を扱う時間は、自分の内面に目を向けて、美しいと思う心を引き出す時間です。パリスタイルのアレンジメントを主に扱っておりますが、花にスポットライトを当てて、その周りの空気感までデザインすることは、見る人を想うことでもあります。そういった内面の美しさが滲み出る魅力的な女性になっていただきたいという思いがございます。最終的には、華道・茶道・着付けなど一通りの基礎的な知識・所作が身に付けられるような場所をつくりたいと思っているのですが、まずはお花からということで、「D-igante F-leurs」をオープンしました。
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