注目企業インタビュー
サービス
顧客のイメージを形にするため全力を注ぐ
VTuber制作も手がけるイラストレーター
仲春瑠美
イラストレーター 蒼巳 生姜
PROFILE
幼少期から絵を描くことが好きで、一般企業に就職した後も同人誌を制作するなど、創作活動を続ける。「仲春瑠美」の屋号で、2022年1月に個人事業主として開業。同年6月、埼玉県深谷市出身の武将・畠山重忠をモチーフにしたキャラクター「重忠様」が、「畠山重忠公プロジェクト」に採用される。イラスト制作の他、VTuberのモデル制作も多数担当。
COMPANY DATA
仲春瑠美
- 住所
- 〒366-0801
埼玉県深谷市上野台487-5 - URL
- https://harurium.com/
深谷市主催のあるプロジェクトを機に躍進
嶋 深谷市を拠点に「仲春瑠美」という屋号でイラストレーターとしてご活躍中の蒼巳生姜さん。子どもの頃から絵を描くのがお好きだったのですか?
蒼巳 はい。物心ついた時から絵を描くことが大好きで、将来は漫画家になりたかったのですが、親から猛反対されて一度は一般企業に就職したんです。ただ、就職後も創作活動は続けていて、制作したイラスト本を同人誌即売会で販売するなど、意欲的に活動していたんです。おかげさまで徐々にイラストレーターとしてのお仕事が増え、ご依頼いただく案件の規模も大きくなったことから、2022年1月に個人事業主として開業しました。
嶋 イラスト制作に情熱を注ぎ、ご自身の好きなことを仕事にされたのですね。ところで、深谷市主催のあるプロジェクトでは、蒼巳さんのキャラクターデザインが採用されているそうですね。それにはどういった経緯があったのでしょうか?
蒼巳 深谷市出身の武将・畠山重忠の功績を広めることで地域を盛り上げる「畠山重忠公プロジェクト」の一環として、畠山重忠をモチーフとしたキャラクターデザインの公募があったんです。そこで私がデザインした「重忠様」が最優秀作品となり、プロジェクトのキャラクターとして採用されました。重忠様のイラストは、地元の商店でグッズなどに使われている他、市のイベントのPRにも活用されています。重忠様をきっかけに私のことを知ってくださる方も増え、良い機会をくださった深谷市には非常に感謝しているんです。
嶋 重忠様が、蒼巳さんの看板キャラクターとなったわけですね。
蒼巳 そうなんです。このプロジェクトをきっかけにつながりができ、深谷市とは現在でも一緒にお仕事をさせていただいています。例えば、2023年3月からは深谷市出身の実業家・渋沢栄一をモチーフに制作したVTuber「深谷栄一」のプロジェクトが始動しました。敬意と親しみを込めて「渋沢栄一翁」とも呼ばれる彼の肖像は、新1万円札にも描かれるんです。このプロジェクトで私は、イラスト制作だけでなく、VTuberのモデル制作やプロデューサーも務めさせていただいています。
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