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注目企業インタビュー

ドライバーが稼げる環境づくりに注力<br />
仕事も生活も楽しめる軽貨物運送会社<br />

サービス

ドライバーが稼げる環境づくりに注力
仕事も生活も楽しめる軽貨物運送会社

合同会社 WW
代表 濱谷 奨

PROFILE

営業会社に就職するが、コロナ禍で仕事がストップ。その後、軽貨物運送のドライバーに転身し、その仕事が自分に合っていると気付く。独立して2023年に(同)WWを創業。Win-Winの頭文字を取った社名の通り、周囲の誰もが幸せになれるような会社を目指している。

COMPANY DATA

合同会社 WW

住所
〒116-0011
東京都荒川区西尾久8-12-9
グリーンパーク上中里907
URL
https://nattchan.com/


 軽貨物運送で独立開業された濱谷代表。これまでの歩みから教えてください。

濱谷 私は、27歳までフリーター生活を送っていました。やがて知人の紹介で営業会社に就職しましたが、その頃からコロナ禍で仕事が止まり、給料をもらえなくなってしまったんです。そこで始めたのが、当時、需要が一気に増えた軽貨物運送のドライバーでした。自分に合っていたこの仕事にやりがいを感じ、2023年に当社を立ち上げた次第です。

 創業後、瞬く間に事業を拡大していらっしゃるとうかがいました。

濱谷 はい。知り合いの縁でタクシーの洗車サービスも手がけています。現在、当社は軽貨物運送のドライバーと洗車スタッフで10名のスタッフを抱えるまでに成長しました。その中で私は利益をスタッフに還元し、社名の通りお互いが「Win-Win」の関係でいることを大切にしています。当社のドライバーは完全出来高制の業務委託なんです。この業界のドライバーは元請け会社に10~15%程度のロイヤルティを払うのが通例ですが、当社のロイヤルティはわずか3%。このように、軽貨物運送業界では異例なほどドライバーが稼ぐことができて、会社とスタッフが共に成長できる環境を用意しているのが当社の特長です。

 理想的な体制ですね。ただ、それに伴って配達がきつかったりするようなことはないのでしょうか?

濱谷 当社にノルマはありませんし、ドライバーは未経験からの採用が大半です。そのぶん研修には力を入れていますし、時間があれば私とスタッフで一緒に食事に行ったりするなどコミュニケーションも充実させています。

 どうして濱谷代表はそこまでドライバーさんのために頑張れるのですか?

濱谷 この仕事は私1人では何もできません。一緒に働いてくれる仲間がいるから私がいるので、感謝の気持ちを伝えたいんです。また、軽貨物運送は荷物を届けて終わりではなく、その先にあるお客様の暮らしや自分の生活に直結する仕事なんですよ。このような理念を全員に浸透させ、お客様からたくさんの「ありがとう」という声をいただく―そのために今後はガソリン代も支給するなど、ますますドライバーが働きやすい職場にして、仕事もプライベートも充実した時間を提供していきたいと考えています。

 お話をうかがい、濱谷代表は本当に見事な経営者だと思いました。今後のさらなる躍進が楽しみですよ!

濱谷 ありがとうございます。人はどうしても、何のために働いているのかという基本的なことを見失いがちですよね。だからこそ私は当社の理念をスタッフ全員に理解してもらい、働く目的をしっかり持って仕事も生活も楽しんでもらいたいと思っています。そして、自分の人生が本当に幸せだと感じられる人を増やすことが今後の私の目標です!

GUEST COMMENT

嶋 大輔

ドライバーさんやお客さんなど、人のことを優先的に考える濱谷代表だからこそ事業が成長するのだということが対談を通してよくわかりました。一人ひとりがしっかりと稼ぐことができ、結果としてお客さんを笑顔にする(同)WWさんの将来がとても楽しみです。代表の見事なかじ取りに私も注目しています!

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