注目企業インタビュー
建設
得意の調色と厚い下塗りの長持ち施工で
地域の人々から厚い信頼を得る塗装業者
希塗匠
代表 田中 祐希
PROFILE
21歳で建築塗装の職人になり、独自に調色を学ぶなどの修業に励む。2018年に独立して「希塗匠」を立ち上げ、現在は住まい全般の塗装業務を請け負っている。5年後、10年後も劣化しない塗装と、地域の人々との長い付き合いができる親しみあふれる会社づくりが特長だ。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 503-0983
岐阜県大垣市静里町1293-3 - URL
- https://nozomi-tosho.com/
https://www.instagram.com/nozomitosho_gifu
水野 岐阜県大垣市を拠点にして塗装業を営む「希塗匠」さん。まずは田中代表が、建築塗装の業界に入られたきっかけを教えていただけますか?
田中 以前はまったく別の仕事をしていたのですが、学生時代の先輩に誘われ、21歳の時に塗装業界に進んだんです。次第にこの仕事の奥深さに魅入られ、独自で調色を勉強するなど、さまざまな知識を蓄えていきました。そして2018年に「希塗匠」を立ち上げ、1人で住まい全般の塗装業務を請け負うようになったんです。現在は自社施工の塗装・防水加工・シーリングに加え、協力業者との連携のもと、クロスやサイディングなど、住まいに関する施工を一貫して手がけています。
水野 なるほど。独立当初は、地域の方々とのコミュニケーションをしっかりと図ることで、業容を広げられたとうかがいました。
田中 ええ。最初は知人の家を施工したり、近隣の皆様にごあいさつをしたりと、地道な活動から徐々に口コミで認知度を高めていきました。そしてお客様とのコミュニケーションを何より重視し、ご要望をしっかりとお聞きしたうえで、こちらから「他にご不安な点はありますか?」と問いかけてあらゆる質問にお答えし、十分に納得していただいてからご契約を結んでいるんです。また、人材育成の面でも、きちんと理由を説明しながら指導するなど、楽しくて長く働ける職場環境を意識していますね。
水野 実際に塗装を行う際には、どのようなことを大切にされていますか?
田中 塗装は、最初に塗った塗料がきれいなのは当然のことで、作業が甘いと、時間が経過するにつれてむらが出てきてしまいます。そのため当社では、5年後、10年後もきれいな仕上がりが持続できるように、厚い下塗りをしっかりと施しているんです。また、お客様からのご要望で多いのは、「元の色と同じようにしてほしい」というもの。私は修業時代から調色技術を学び続けていますから、元の色を消さずに、地続きになるような自然な塗装が可能なんですよ。最近では、塗装にこだわり抜いた「リバーテーブル」など、オリジナル家具の製作も始めました。住宅にも店舗にもよく合う当社の家具で、ぜひ、暮らしに彩りを添えていただきたいですね。
水野 お話をうかがっていると、常にお客さんのためを思った取り組みをされているのが伝わってきます!
田中 ありがとうございます。やはり私は、お客様の笑顔を見る瞬間に何よりのやりがいを感じるんです。だからこそ当社は、業界で一番ではなく、地域の方々に親しまれ、長くお付き合いしていただける会社を目指しています。今後も、お客様に寄り添うことを一貫して、より多くの方々に必要とされる塗装のプロとして尽力してまいります!
GUEST COMMENT
水野 裕子
終始お客さんの立場になって考え、「お客様にとっての一番を目指したい」とお話ししてくださった田中代表。こうした長くお付き合いできる業者さんが地域にいてくださるというのは、とても心強いことだと思います。これからも多くの皆さんから愛される塗装業者さんとして、末永くご活躍されてください!