注目企業インタビュー
建設
植物と外構の知識を有するプランナーが
エクステリアを通じて豊かな生活を実現
株式会社 長島緑園計画
代表取締役 長島 浩太
PROFILE
植木の生産を手がけていた父の影響で造園業界へ。その後、設計・デザインを学び、大手ハウスメーカーに転職し、2022年12月に(株)長島緑園計画を創業した。現在はエクステリアプランナーとして活躍中しつつ、専門学校の講師を務め、後進の育成にも力を注いでいる。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 243-0301
神奈川県愛甲郡愛川町角田134-2 - URL
- https://n-ryokuen.jp/
https://www.instagram.com/n_ryokuen/
八重樫 神奈川県を拠点に、エクステリアの設計・施工を手がけられている(株)長島緑園計画の長島社長。まずは、独立までの歩みをお聞かせください。
長島 もともと父が造園業をしていたことから、私も将来は自然と同じ道に進もうと考えていました。そこで大学卒業後、造園会社に就職し現場監督を務めてから、専門学校でエクステリアを学び、大手ハウスメーカーに移りました。やがて、これまでの経験をもとに2022年に同社を設立し、現在は、戸建てやマンション、店舗など多様な物件のお庭や外構の設計・施工を承っています。
八重樫 お父様の影響から今の道を目指されたのですね。やはり植物によって、環境への適性などがあるのでしょうか?
長島 ええ。植物は正直ですから、育った土壌が違えば、性格や特性も大きく差が生じるんです。当然、種類によっても多様なので、選択を間違えると景観やお手入れの仕方も変わってくるんですよ。そうした個の違いを理解しているからこそ、お客様が暮らす環境を十分に考慮し、見栄えが良く住まいを引き立てるのに最適なお庭をご提案することができます。選定時にも、必ず自分の目で市場に行き、良質な植木を選び抜いているんですよ。
八重樫 豊富な知識が欠かせないというのは、外構設計にも言えるのでしょうね。
長島 八重樫さんのおっしゃる通り、植物と外構、2つの知識を有するエクステリアのデザイナーでなければ、本当の意味でお客様に合わせたご提案はできません。双方を経験した私は、ありがたいことにエクステリアの分野で数々の賞をいただくことができました。また、私自身が卒業した専門学校で講師を務めるなど、後進の育成にも全力を注いでいるところです。
八重樫 そうした長島社長の情熱は、どこから湧き上がってくるのでしょうか?
長島 やはり、私にとってエクステリアプランナーという仕事そのものが、とてもやりがいを感じるものです。お客様のニーズに応えながら、喜んでいただき、自分の作品が残せる最高の仕事だと感じていますね。
八重樫 最後に、今後の展望についてもぜひおうかがいしたいです!
長島 残念ながら日本には、住宅の庭を楽しむ文化が定着していません。また、エクステリアという言葉もまだまだなじみがありませんよね。だからこそ私は業界の認知を拡大し、お庭を活用した豊かな生活を実現したいと思っています。今後も仲間を増やし、楽しみながら事業を拡大したいですね!
GUEST COMMENT
八重樫 東
居心地や見栄えが良くお手入れもしやすくて、しかも、住まいや店舗を生かすデザインを提案してくださる長島社長。エクステリアは地域のランドスケープを形作る重要なお仕事です。今後も一流の知識・技術と絶えることのない情熱で、日本のお庭を彩ってください!