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注目企業インタビュー

経営を安定させ地域活性化にも貢献

水野 順調にビジネスを拡大している様子がうかがえます。社長ご自身は、御社のどんなところが評価につながっていると思われますか?

青木 何より信用第一の仕事なので、「土地の借り主である企業さんの期待を決して裏切らないこと」「当社と取り引きのある元請けさんにもきちんと利益を還元すること」、この2つに気を配っており、その姿勢を評価していただけているのかもしれません。幸いなことに、当社はたくさんの仕事に恵まれているため、利益に関しては元請けさんに多く還元してもビジネスとして成り立つのです。

水野 なるほど。企業さんや元請けさんとwin-winの関係を築いていらっしゃるのですね。ところで、先ほどから部屋にたくさんある等身大のフィギュアが気になっていたのですが―こちらは青木社長のコレクションなのですか?

青木 そうです。趣味で集めるうちにどんどん増えてしまいました。昔、プロレスラーとは別にアクション俳優になりたいという夢も抱いたことがあって、ヒーローは大好きなんです。会社の事業が安定してきたこともあり、今後はここにあるフィギュアなどを貸し出して、子どもたちに喜んでもらえるサービスも始めたいと考えているんですよ。

水野 地域の活性化にもつながりそうで、ワクワクするお話です!

青木 2023年に芳賀宇都宮LRT(次世代型路面電車)が開通し、今、宇都宮は大変盛り上がっております。実は、地域の活性化にあたり地元を応援するご当地ヒーローを当社で企画しているところなんです。イベント会場などでお手伝いさせていただければ幸いです。

水野 素敵です!!イベントに登場したら、間違いなく話題になりますよ。

青木 お付き合いのある経営者の方々にお見せしたところ、やはり幼少期の思い出があるからか、皆さん興味を持ってくださいますね。ご当地ヒーローのスーツは今、作成中ですので、完成が本当に楽しみです。

コロナ禍で弱った地元経済を再び元気に

水野 それにしても、ご当地ヒーローを自分たちでつくろうという発想の原点はどこにあったのでしょうか?

青木 1つはやはり、コロナ禍からの立ち直りに貢献したいということですね。2022年の夏まで満足に経済活動ができなかった影響で、地域振興に対する企業の協賛が減ってしまって。仕方のないこととはいえ、今後を考えると放っておけません。私が経営に携わるようになって約10年、ようやく事業基盤ができてきたところで、未来ある子どもたちのため、そして地元経済の活性化のために、何かできることはないかと考えました。

水野 楽しみにしています!では、今後のビジョンについても語ってください。

青木 2024年、地域の皆様に喜んでいただけるような大きなプロジェクトを計画中です。実現できるよう頑張りますので、応援をお願いいたします。また、私の同級生が「栃木プロレス」という団体を立ち上げ、地域を盛り上げてくれているので、当社もいずれコラボレーションして、いろいろなことをやっていければ幸いです。

GUEST COMMENT

水野 裕子

お仕事や事業を成功させて、それをステップに自分の夢をかなえることは、人生の理想形の1つだと思います。10年かけて不動産業の基盤をしっかりと築き、地元・宇都宮市を元気にしようとご当地ヒーローの開発に乗り出した青木社長は、まさにその理想の体現者です。これからデビューされるご当地戦隊の雄姿がニュースで見られる日を、心から楽しみにしています!

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